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【PHP】 PHP カンファレンス 振り返り ~ 導入部

次は PHP カンファレンスでお話した内容をピックアップしていきます。

資料は もうすでに下記の投稿で公開しています。
https://blogs.technet.com/hirookun/archive/2009/09/09/3279929.aspx

特に今回はデモスライドだらけなので説明を要するところが多いと思います。あと、自白しておくとカンファレンスでのデモが環境の不備で結構できなかったので会場でもビデオ用意しますとお約束して帰ってきましたので手順を込みでそれぞれ作っていきたいと思っています。

スライド1

まずは表紙、こんな感じの内容でお話をすることにしました。

スライド2

実は2年前の PHP カンファレンスに Zend ジャパンさんと共同セッションをもちまして、FastCGI の登場時期に実は IIS 上で PHP を強力に支援させていただくことになるという話をさせていただきました。まだ色々なものが整ってない中でのセッションだったので PHP というよりは IIS7 のご紹介がすごく多くなってしまった記憶があります。

でも今はだいぶ状況変わってきています というセッションを目指したわけですね。

スライド3

お馴染みの IIS バージョン表ですね。結構 間違いがちなのでどこで話すにしても確認のために入れるようにしています。

スライド4

で、PHPへの取り組みということで Open Source World で吉川が使っていたスライドをここでも引用しました。まあ色々なことを始めています。 ここでリンクをしているのは、下記のサイトです。

https://windows.php.net

行っていただくとわかりますが、PHP on IIS をやる場合の情報がここに集められるようになっていること、それから Windows & IIS 環境用のバイナリーが入手できることです。スライドにも書いてあるのですが、今は最新のコンパイラーの提供や  PHP のコードへの貢献など色々やっています。なので、このサイトでのバイナリーの種類もコンパイラーが2種類使われるように 5.3 からなっているのでぜひ VC9 の Non Thread Safe を FastCGI 構成で使うようにしてください。

あとは Microsoft の SQL Server も Express Edition という無償のエディションがあるのでぜひ Microsoft の SQL Serverを PHP からご利用いただくような状況があったら積極的にお試しくださいという話しも入っています。もう一つ言うと、Microsoft SQL Server は 2008 のバージョンから Web Edition というのもあるのでインターネットシナリオで使う場合は通常の購入よりもかなり安価になっていることもあります。

Microsoft® SQL Server® 2008 Express with Advanced Services
https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=b5d1b8c3-fda5-4508-b0d0-1311d670e336&DisplayLang=ja
※無償とは言え、この Advanced Services つきの SQL Server は DBエンジンだけでなく、様々な付随機能がついていますのでお試しいただきたく本当に思います。

Edition別の機能比較で Web Editionがどういう位置づけなのかをご確認ください。
https://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/prodinfo/features/eemerit.mspx

あとは Expression という製品が書いてありますね。Expression は より洗練されたユーザーエクスペリエンスをアプリケーションで提供するためのデザイン関連のツール群の名称で目下売り出し中、注目が集まっている製品群になります。このブログでご紹介している Smooth Streaming のオンデマンド用のエンコードツールとして Expression Encoder を使うと直接 IIS Smooth Streaming 用にエンコードが可能です。(ライブは無理)

Expression 製品のページ
https://www.microsoft.com/japan/products/expression/

ということでここからデモスライドが続くことになります。それぞれ個別の投稿にしたいと思いますのでこの投稿はここまでにしましょう。(*^_^*)