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Azure Backup ストレージに予約割引が適用されるしくみについて

  • [アーティクル]

Azure Backup では、予約容量の価格を利用して、バックアップ ストレージのコストを削減できます。 予約容量を購入すると、予約の条件に一致するバックアップ ストレージに予約割引が自動的に適用されます。

注意

予約割引は、ストレージ容量にのみ適用されます。

予約割引の適用方法

予約容量割引は、サポートされているバックアップ ストレージ リソースに 1 時間単位で適用されます。 予約容量割引は、使用しないと失われる割引です。 ある 1 時間に予約条件を満たすバックアップ ストレージがない場合、その時間の予約数量は失われます。 未使用の予約済み時間を繰り越すことはできません。

バックアップ ストレージを削除すると、予約割引は指定されたスコープ内の別の一致するバックアップ ストレージに自動的に適用されます。 指定したスコープ内に一致するバックアップ ストレージがない場合、予約済み時間は失われます。

割引の例

以下の例は、デプロイに応じて、予約容量割引がどのように適用されるかを示しています。

たとえば、"米国西部 2" リージョンで "1 年" の期間で 100 TiB の予約容量を購入したとします。 この予約は、コンテナー Standard レベルのローカル冗長ストレージ (LRS) BLOB ストレージ用です。

予約の費用については、次の 12 か月間について、全額を前払いするか、固定月額分割払いにするか、どちらかを選択できます。 月払いの予約支払いプランにサインアップした場合、予約容量を使い切らなかったり使いすぎたりすると、次のようなシナリオが発生する可能性があります。

容量の過少使用

たとえば、予約期間内の各時間で、100 TiB の予約容量のうち 80 TiB しか使い切れなかった場合、残りの 20 TiB はその時間には適用されず、繰り越されることはありません。

容量の過剰使用

たとえば、予約期間内の各時間で、バックアップ ストレージの容量を 101 TiB 使った場合、100 TiB のデータに対して予約割引が適用され、残りの 1 TiB はその時間の従量課金制料金で課金されます。 次の 1 時間の使用量が 100 TiB に変わった場合は、すべての使用量が予約の対象になります。

注意

追加のサポートについては、サポート リクエストを作成します。

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