クイック スタート: 保護資産を理解する
このクイック スタートでは、Azure ビジネス継続性センターで保護されている、および保護されていないリソースまたは項目を識別する方法について説明します。
事業継続とディザスター リカバリー (BCDR) の管理者として、重要なリソースを保護することは、事業継続性の取り組みにおける重要なステップです。 停電、悪意のある攻撃、運用上の障害が発生した場合は、データ損失を防ぐために、プライマリまたはセカンダリ リージョンでこれらのリソースを復旧することが不可欠です。
Azure ビジネス継続性センターには、保護の詳細の管理に役立つ次の 2 つの主要なビューが用意されています。
- 保護可能なリソース: 現在保護されていないリソースを一覧表示します。 それらの保護を構成できます。
- 保護されている項目: 既に保護されているリソースが表示されます。 復旧やフェールオーバーなどのアクションを実行できます。
保護されていないリソースを識別する
現在保護されていないリソースを識別するには、次の手順に従います。
Azure portal で [ビジネス継続性センター]>[保護インベントリ]>[保護可能なリソース] に移動します。
保護されていないリソースの一覧が表示されます。 この一覧には、サブスクリプション、リソース グループ、場所、種類などのソリューションごとの詳細とそのプロパティが含まれます。 各リソースの詳細を表示するには、"リソース名"、"サブスクリプション"、または "リソース グループ" を一覧から選択します。
Note
- 現在、"保護されていない Azure リソース" は、[保護可能なリソース] でのみ表示できます。
- また、Azure Resource Graph (ARG) を使用して、保護可能な Azure リソースに関する情報を追加コストなしで照会することもできます。 ARG は、Azure Resource Management を拡張するように設計された Azure サービスです。 これは、指定した一連のサブスクリプションにわたって大規模にクエリを実行する機能を備えた、効率的でパフォーマンスに優れたリソース探索を実現することを目的としています。
Azure Resource Graph (ARG) を使用して保護可能な Azure リソースを確認するには、Azure portal で [クエリを開く] を選択すると提供される "サンプル クエリ" を使用します。
保護されている項目を識別する
保護されている項目を表示するには、[ビジネス継続性センター]>[保護インベントリ]>[保護されている項目] に移動します。
サブスクリプション、リソース グループ、場所、種類など、サポートされているソリューション全体で保護されているすべての項目の一覧とその保護状態が表示されます。