方法: 実験エラー イベントを Azure Monitor に出力するように実験を構成する
このガイドでは、実験を統合して Azure Monitor にテレメトリを出力するために必要な手順について説明します。 これらのイベントによって示されるのは、各エラーの開始と停止、ならびに実行されたエラーの種類とエラーが実行されたリソースです。 このデータは、既存の Azure Monitor または外部の監視ダッシュボード上にオーバーレイできます。
前提条件
- Azure サブスクリプション
- 既存の Chaos Studio 実験 最初のカオス実験を作成する方法
- 既存の Log Analytics ワークスペース Log Analytics ワークスペースを作成する方法
手順 1:カオス実験の [診断設定] タブに移動する
Azure Monitor にテレメトリを送信するようにしたいカオス実験に移動して、それを開きます。 次のスクリーンショットに示すように、[監視] セクションの [診断設定] タブに移動します。
手順 2: カオス実験を目的の Log Analytics ワークスペースに接続する
カオス実験内の [診断設定] タブに移動したら、[診断設定の追加] を選択します。次の詳細を入力します。
- [診断設定の名前]: リソース グループ名と同様に、任意の文字列を指定します
- [カテゴリ グループ]:Log Analytics ワークスペースに出力するログのカテゴリを選択します。
- [サブスクリプション]: 使用する Log Analytics ワークスペースが含まれているサブスクリプション
- [Log Analytics ワークスペース]: 目的の Log Analytics ワークスペースを選択する場所
他の設定はすべて省略可能です
手順 3: カオス実験を実行する
手順 2 を完了すると、次にカオス実験を実行したときに Azure Monitor にテレメトリを出力するように実験が構成されます。 通常、ログが設定されるまでに時間 (20 分) かかります。 設定が完了したら、[ログ] タブからログ イベントを表示できます。イベントには、実験の開始および停止、実行されたエラーに関する詳細が含まれます。 ログをグラフの視覚化に変換したり、既存のライブ サイトの視覚化をカオス メタデータでオーバーレイしたりすることもできます。
ログに対してクエリを実行するには、カオス実験リソースの [ログ] タブに移動して、必要なログ情報を目的の形式で取得します。