Azure Cosmos DB for Apache Cassandra のサーバー診断
適用対象: Cassandra
Log Analytics は、Cassandra 用 API アカウントでサーバー診断を実行するのに役立つ、Azure portal にあるツールです。
前提条件
- Log Analytics ワークスペースを作成します。
- 診断設定を作成する。
- Cassandra 用 API アカウントに対するログ分析を開始します。
Log Analytics の使用
ログ分析のセットアップが完了したら、ログの探索を開始して、より多くの分析情報を取得できます。
データ プレーン操作を探索する
CDBCassandraRequests テーブルを使って、お使いの Cassandra 用 API アカウントのデータ プレーン操作を確認します。 上位 N 件 (10) の使用要求を確認し、行われた各要求に関する詳細情報を取得するサンプル クエリです。
CDBCassandraRequests
| where RequestCharge > 0
| project DatabaseName, CollectionName, DurationMs, OperationName, ActivityId, ErrorCode, RequestCharge, PIICommandText
| order by RequestCharge
| take 10
エラー コードとその考えられる解決策の一覧については、エラー コードに関するページを参照してください。
クエリの使用に関するトラブルシューティング
CDBPartitionKeyRUConsumption テーブルには、各物理パーティション内の各リージョンの論理キーに対する要求ユニット (RU) の消費量の詳細が含まれています。
CDBPartitionKeyRUConsumption
| summarize sum(todouble(RequestCharge)) by PartitionKey, PartitionKeyRangeId
| render columnchart
コントロール プレーン操作の探索
CBDControlPlaneRequests テーブルには、コントロール プレーンの操作 (特に Cassandra 用 API アカウントに関する操作) の詳細が含まれています。
CDBControlPlaneRequests
| where TimeGenerated > now(-6h)
| where ApiKind == "Cassandra"
| where OperationName in ("Create", "Upsert", "Delete", "Execute")
| summarize by OperationName
次の手順
- Log Analytics についてさらに学習します。
- ネイティブの Apache Cassandra から Azure Cosmos DB for Apache Cassandra に移行する方法について確認します。