テーブルの頻繁なクエリとユーザーを表示する
Catalog Explorer の [分析情報] タブを使用すると、Unity Catalog に登録されているテーブルで頻繁に実行される最新のクエリとユーザーを表示できます。 [分析情報] タブには、過去 30 日間の頻発したクエリとユーザー アクセスが報告されます。
この情報は次のような質問に回答するのに役立ちます。
- このデータは信頼できますか?
- このデータの優れた使い方は何ですか?
- このデータに関する質問に回答できるユーザーは誰ですか?
Note
[分析情報] タブに表示されるクエリとユーザーは、Databricks SQL を使用して実行されるクエリに限定されます。
準備
頻発するクエリとユーザー データを [分析情報] タブで表示するには、次のアクセス許可が必要です。
Unity Catalog:
- テーブルの
SELECT
特権。 - テーブルの親スキーマの
USE SCHEMA
特権。 - テーブルの親カタログの
USE CATALOG
特権。
メタストア管理者には、既定でこれらの権限があります。 「Unity Catalog の特権の管理」を参照してください。
Databricks SQL:
- クエリに対する表示可能アクセス許可。 表示アクセス許可がないクエリは表示されません。 「ACL のクエリ」を参照してください。
[分析情報] タブの表示
Azure Databricks ワークスペースで、 [カタログ] をクリックしてカタログ エクスプローラーを開きます。
分析情報を必要とするテーブルを検索するか、テーブルに移動します。
「ワークスペース オブジェクトの検索」と「テーブル オブジェクトの探索」を参照してください。
テーブル ページで [分析情報] タブをクリックします。
過去 30 日間にテーブルで実行されたクエリとテーブルにアクセスしたユーザーが頻出順に一覧表示されます。再頻出項目が一番上に表示されます。
[分析情報] タブでは、頻繁に使用されるクエリ、ダッシュボード、ノートブック、結合テーブルを表示できます。
使用頻度別にスキーマ内のテーブルを並べ替えると、カタログ全体で最もよく使用されているテーブルを見つけることができます。 使用頻度は、テーブルに対して行われる対話型実行の数によって決まります。 使用頻度メトリックでは、テーブルのすべての読み取りをキャプチャし、JDBC、SQL Statement Execution API、SQL コネクタ、カタログ エクスプローラーでのサンプル データ クリックからの読み取りを含めることができます。
制限事項
- 頻繁なクエリ メトリックでは、SQL エディターで保存されたクエリのみがキャプチャされます。
- アクセスの多いユーザー メトリックでは、Databricks SQL ウェアハウスの使用状況のみがキャプチャされます。