プライベート アクセス (仮想ネットワーク統合) からパブリック アクセスまたは Private Link (Azure portal を使用) への移行

適用対象: Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバー

この記事では、Azure Database for MySQL フレキシブル サーバーをプライベート アクセス (仮想ネットワーク統合) からパブリック アクセスまたは Private Link (Azure portal を使用) に移動する方法について説明します。

前提条件

• アクティブなサブスクリプションが含まれる Azure アカウント。 無料でアカウントを作成できます。
• プライベート アクセス (統合仮想ネットワーク) で開始された Azure Database for MySQL サーバー
• Azure Database for MySQL サーバーへのサブネットとサービス エンドポイントを持つ Azure 仮想ネットワーク
• プライベート エンドポイントを持つ Azure Database for MySQL サーバー

プライベート アクセスから移動する方法

以下の手順では、プライベート アクセス (仮想ネットワーク統合) からパブリック アクセスまたは Private Link (Azure portal を使用) に移動する方法を示します。

1. Azure portal で、既存の Azure Database for MySQL フレキシブル サーバー インスタンスを選びます。

2. プライベート アクセス (仮想ネットワーク統合) の Azure Database for MySQL フレキシブル サーバー インスタンス ページで、フロント パネルから [ネットワーク] を選択して、高可用性ページを開きます。

3. [Private Link に移動] を選択します。

   Note

   この操作は元に戻すことができず、ダウンタイムがあることを示す警告が表示されます。

   

4. [はい] を選択すると、ウィザードに 2 つの手順が表示されます。

ウィザードでの作業

1. 仮想ネットワーク インフラストラクチャからサーバーをデタッチし、Private Link またはパブリック アクセス インフラストラクチャに移行します。

   

   パブリック アクセスのみが必要な場合は、Allow public access to this resource through the internet using a public IP address をオンにします。プライベート アクセスのみが必要な場合は、手順 2 に進み、Allow public access to this resource through the internet using a public IP address をオフにします。 パブリック アクセスとプライベート アクセスが必要な場合は、Allow public access to this resource through the internet using a public IP address のチェック ボックスをオンにし、手順 2 に進んでプライベート リンクを作成します。

2. [次へ] を選択すると、サーバーのデタッチが開始されます。

   

3. デタッチしたら、プライベート リンクを作成できます。

   

4. サーバーが仮想ネットワークからデタッチされると、サーバーは更新状態になります。 サーバーの状態は、ポータルで監視できます。

   ネットワーク設定を構成することを選択するか、ネットワーク ウィンドウに移動してパブリック アクセス、プライベート エンドポイント、またはその両方を構成することを選択できます。

   Note

   仮想ネットワーク インフラストラクチャからサーバーをデタッチした後、"パブリック IP アドレスを使用してインターネット経由でこのリソースへのパブリック アクセスを許可する" を選択しないで、手順 2 を省略するか、ポータルを終了してから必要な手順を完了すると、サーバーにアクセスできなくなります。 サーバーの更新状態を示す特定のメッセージが表示されます。

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