チュートリアル: 委任された決済用 HSM を削除する

委任された決済用 HSM を削除する前に、まずそれを停止する必要があります。

このチュートリアルでは、次の作業を行う方法について説明します。

payShield マネージャーから決済用 HSM を削除する

payShield マネージャーに移動し、「payShield マネージャーにアクセスする」の手順に従います。そこから、[デバイスの削除] を選択します。

Azure Payment HSM の payShield マネージャーのスクリーンショット。デバイスの削除画面。

重要

[リリース] ボタンを有効にするには、先に決済用 HSM をセキュリティで保護された状態にする必要があります。これを行うには、左と右の両方のキーでログインし、状態を [セキュリティで保護] に変更します。

決済用 HSM がリリースされた後にそれを削除するには、Azure CLI または Azure PowerShell を使用します。

決済用 HSM を削除するには、az dedicated-hsm delete コマンドを使用します。次の例では、myResourceGroup リソースグループから myPaymentHSM 決済用 HSM を削除します。

az dedicated-hsm delete --name "myPaymentHSM" -g "myResourceGroup"

その後、Azure CLI の az dedicated-hsm show コマンドを使用して、決済用 HSM が削除されたことを確認できます。

az dedicated-hsm show --resource-group "myResourceGroup" --name "myPaymentHSM"

これにより、"リソースが見つかりません" というエラーが返されます。

決済用 HSM を削除するには、Azure PowerShell の Remove-AzDedicatedHsm コマンドレットを使用します。次の例では、myResourceGroup リソースグループから myPaymentHSM 決済用 HSM を削除します。

Remove-AzDedicatedHsm -Name "myPaymentHSM" -ResourceGroupName "myResourceGroup"

その後、Azure PowerShell の Get-AzDedicatedHsm コマンドレットを使用して、決済用 HSM が削除されたことを確認できます。

Get-AzDedicatedHsm -Name "myPaymentHSM" -ResourceGroup "myResourceGroup"

これにより、"リソースが見つかりません" というエラーが返されます。