API Management とコストの最適化
API Management を使用して、API を社外、パートナー、社内の開発者に対して安全かつ大規模に発行する方法について説明します。 このネットワーク サービスは、あらゆる環境にわたる API のためのハイブリッドなマルチクラウド管理プラットフォームです。
次のものがコンポーネントに含まれます。
- API ゲートウェイ
** 管理プレーン** - 開発者ポータル
詳細については、「API Management について」を参照してください。
API Management がワークロードのコスト最適化をどのようにサポートしているかについては、次のトピックを参照してください。
チェック リスト
コストの最適化を考慮して API Management を構成できていますか?
- 必要に応じて自動スケールを構成します。
- 常に必要な機能を検討します。
構成に関する推奨事項
API Management サービスを構成するときに、次の推奨事項を考慮して信頼性を最適化します。
推奨 | Description |
---|---|
必要に応じて自動スケールを構成します。 | コストを管理するために、API Management インスタンスのスケールアップまたはダウンを検討します。 メトリックまたは特定の数に基づいて、自動スケールを使用して API Management を構成できます。 コストはユニットの数によって異なり、1 秒あたりの要求数 (RPS) のスループットが決まります。 自動スケール API Management インスタンスは、特定の時間枠の間に、RPS の数値に適したスケール ユニットに切り替えます。 自動スケールを使用すると、コストの最適化とパフォーマンスのバランスを取ることができます。 |
常に必要な機能を検討します。 | Basic、Standard、および Premium の各レベル間での切り替えを検討してください。 上位レベルで使用できる機能がワークロードに必要ない場合は、下位レベルへの切り替えを検討してください。 たとえば、ピークの期間中には 5GB のキャッシュが必要であるのに対して、ピーク時以外の期間中には 1GB のキャッシュしか必要ないワークロードもあります。 このようなワークロードに関連するコストは、ピーク時以外の期間は Premium から Standard レベルに切り替え、ピーク期間中は Premium レベルに戻すことによって減らすことができます。 このプロセスは、AzApiManagement コマンドレットを使用して、ジョブとして自動化できます。 各種 API Management レベルで利用できる機能については、「API Management の価格」を参照してください。 |