動的 MLLP アダプター
BizTalk Server 2013 R2 以降では、MLLP アダプターのプロパティは、One-Way または Two-Way (Request-Response) 送信ポートを使用して実行時に構成できます。
動的プロパティ
GlobalPropertySchemas 名前空間には、次のプロパティがあります。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Message(MLLP.acceptableACKCodes)="All ACK Codes"; | 次の値が含まれます。 - すべての ACK コード - AA と CA - AA、CA、AE、CE - AA、CA、AR、CR これは、静的 MLLP 送信ポートの Acceptable ACK Codes プロパティに似ています。 |
Message(MLLP.CarriageReturn)="0d"; | ASCII 復帰文字 |
Message(MLLP.endBlockDelimiter)="1c"; | ASCII 終了ブロック文字 |
Message(MLLP.startBlockDelimiter)="0b"; | ASCII 開始ブロック文字 |
Message(MLLP.timeout)="60000"; | BTAHL7 サーバーの非アクティブな送信ソケットがタイムアウトする期間 (0 はタイムアウトではありません) |
SendPortName(Microsoft.XLANGs.BaseTypes.Address) = "127.0.0.1:11000"; | メッセージをルーティングするためのアドレスとポート |
SendPortName(Microsoft.XLANGs.BaseTypes.TransportType) = "MLLP"; | アダプターの種類 (MLLP) |
その他
HL7 のオーケストレーションでマルチパート メッセージを作成する場合は、次の順序でメッセージ パーツを作成します。
MSH セグメント
BodySegments
ZSegments
メッセージ部分を別の順序で指定すると、次のエラーが発生します。
WrongBodyPartException
アダプター ルートプロパティは、動的ルーティングをサポートするためにオーケストレーションで指定できます。
参照
送信および受信アダプターの構成パラメーター
MLLP 受信アダプターの処理
MLLP 送信アダプターの処理
MLLP でエンコードされたメッセージの処理