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MSH フィールドのオーバーライド

すべての HL7 メッセージには、メッセージ ヘッダーがあります。 BizTalk Accelerator for HL7 を使用すると、ビジネス ニーズに基づいてメッセージ ヘッダー値をオーバーライドできます。 [BTAHL7 構成] エクスプローラー [MSH マップ] タブを使用して、マッピングやオーケストレーションを使用せずに乗車メッセージ ヘッダー値を手動でオーバーします。

MSH フィールドのオーバーライドの構成

MSH フィールドのオーバーライドを構成するには、BTAHL7 構成エクスプローラーの [MSH マップ] タブ (高レベルの [パーティ] タブの下) を使用します。 このタブを使用して MSH フィールドの値を入力すると、その値は、BTAHL7 が選択したパーティに送信する送信 HL7 メッセージの既存の MSH 値をオーバーライドします。 多くの MSH フィールドに新しい値を入力することも、MSH15 フィールドと MSH16 フィールドのドロップダウン リストから値を選択することもできます。

次の図は、[BTAHL7 構成] エクスプローラー [MSH マップ] タブを示しています。

[MSH マップ] タブを示す画像。

BTAHL7 構成エクスプローラーを開き、MSH フィールドのオーバーライドを構成するには、次の手順に従います。

BTAHL7 構成エクスプローラーを開くには

  • [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をクリックし、[Microsoft BizTalk <バージョン> アクセラレータ for HL7] をクリックし、[BTAHL7 構成エクスプローラー] をクリックします。

MSH フィールドのオーバーライドを構成するには

  1. BTAHL7 構成エクスプローラーの [MSH マップ] タブで、次の操作を行います。

    注意

    既存の値を null にオーバーライドするには、「」と入力します \

    プロパティ 目的
    MSH.3 このメッセージ ヘッダーのメッセージ フィールドのオーバーライドを入力します。
    MSH.4 このメッセージ ヘッダーのメッセージ フィールドのオーバーライドを入力します。
    MSH.5 このメッセージ ヘッダーのメッセージ フィールドのオーバーライドを入力します。
    MSH.6 このメッセージ ヘッダーのメッセージ フィールドのオーバーライドを入力します。
    MSH.8 このメッセージ ヘッダーのメッセージ フィールドのオーバーライドを入力します。
    MSH.9 このメッセージ ヘッダーのメッセージ フィールドのオーバーライドを入力します
    MSH.12 このメッセージ ヘッダーのメッセージ フィールドのオーバーライドを入力します。
    MSH.15 受信確認の種類の受信確認のオーバーライドには、次のオプションから選択します。

    - AL。 常に受信確認を送信する場合は、このオプションを選択します。
    - NE。 受信確認を送信しない場合は、このオプションを選択します。
    - SU。 メッセージの送信が成功した後に受信確認を送信する場合は、このオプションを選択します。
    - ER。 エラーが発生した場合にのみ受信確認を送信する場合は、このオプションを選択します。
    MSH.16 アプリケーションの受信確認の種類の受信確認のオーバーライドには、次のオプションから選択します。

    - AL。 アプリケーションの受信確認を常に送信する場合は、このオプションを選択します。
    - NE。 アプリケーションの受信確認を送信しない場合は、このオプションを選択します。
    - SU。 メッセージの送信が成功した後にアプリケーションの受信確認を送信する場合は、このオプションを選択します。
    - ER。 エラーが発生した場合にのみアプリケーションの受信確認を送信する場合は、このオプションを選択します。
  2. [保存] をクリックします。

参照

ログ記録の構成
メッセージのバッチ処理
操作ログ記録、メッセージのバッチ処理、検証および受信確認の設定