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System.Net のログ記録の有効化

BTSNtSvc.exe サービスの System.Net 名前空間と System.Net.Sockets.NET Framework 名前空間のログ記録を有効にすることができます。 これにより、BizTalk Server のインストールでの問題の特定に役立つ情報が記録された詳細なログ ファイルを作成できます。

Note

これは Microsoft .NET Frameworkの機能であり、BizTalk Server 2006 以降で動作します。

トレースは、BTSNtSvc.exeのアプリケーション構成ファイル変更することによって有効 BTSNtSvc.exe.config。BizTalk Serverのインストール パスにあります。既定の場所にBizTalk Serverをインストールした場合、BtsNtSvc.exe ディレクトリ \Program Files (x86)\Microsoft BizTalk Server <VERSION> になります。

BTSNtSvc.exe.config変更するには、構成ファイルを開き、メモ帳またはお気に入りのテキスト エディターを使用して、以下の<configuration>コードを 要素に貼り付けます。

<system.diagnostics>
  <sources>
    <source name="System.Net" switchValue="Verbose">
      <listeners>
        <add name="System.Net"/>
      </listeners>
    </source>
    <source name="System.Net.Sockets" switchValue="Verbose">
      <listeners>
        <add name="System.Net"/>
      </listeners>
    </source>
  </sources>
  <sharedListeners>
    <add name="System.Net"
          type="System.Diagnostics.TextWriterTraceListener"
          initializeData="System.Net..log"/>
  </sharedListeners>
  <trace autoflush="true" />
</system.diagnostics>

ログ ファイルは、BTSNtSvc.exe を含むのと同じディレクトリに書き込まれます。 既定の場所にインストールした場合は、\Program Files (x86)\Microsoft BizTalk Server <VERSION に書き込まれます>。

参照

ネットワークのトレースの解釈