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XML アセンブラーおよび逆アセンブラー パイプライン コンポーネントでのエンベロープの使用

XML メッセージには 0 個以上のエンベロープを含めることができます。 次の例では、XML ドキュメントをラップするエンベロープを太字で示します。

<ns1:document xmlns:ns1="http://myDocumentNamespaceURI.org">  
   <message>Hello</message>  
</ns1:document>  
  

エンベロープの用途は次の 2 つです。

  • プロパティの昇格と降格のために使用するフィールド値を含めることができる。

    XML 逆アセンブラー コンポーネントはプロパティを昇格させ、XML アセンブラー コンポーネントはプロパティを降格させます。 プロパティの昇格と降格は、XML ドキュメントでも行うことができます。

  • 複数の XML ドキュメントを 1 つのインターチェンジに結合できる。

    整形式 XML ドキュメントに含めることができるルート要素は 1 つだけです。エンベロープを使用することにより、複数の XML ドキュメントで 1 つのルート要素を共有できます。

    標準フォームを適用するには、XML アセンブラーの Envelope スキーマデザイン時プロパティの省略記号をクリックしてアクセスする [ スキーマ コレクション プロパティ エディター] ダイアログを使用して 、封筒 の順序を指定します。 XMLNORM を使用することもできます。XML アセンブラーが実行される前の EnvelopeSpecNames メッセージ コンテキスト プロパティ。 XML アセンブラーは、エンベロープ ドキュメントを正規の形式で生成します。

エンベロープを入れ子にする

エンベロープを入れ子にすることにより、複数のエンベロープ XML ドキュメントが大きいインターチェンジに結合された、複雑なドキュメント構造を形成できます。 次の例では、2 つのエンペロープによってラップされたインターチェンジを示します。

<envelope1>  
   <document1/>  
   <envelope2>  
      <document2/>  
      <document3/>  
   </envelope2>  
   <document4/>  
</envelope1>  

前の例では、柔軟な形式を示しました。ドキュメントをエンベロープと同じ階層レベルにすることができます。 エンベロープ ドキュメントを逆アセンブルした後で、4 つの別個のドキュメントが作成されます (document1、document2 など)。

参照

パイプライン コンポーネント