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オーケストレーションにパラメーターを追加する方法

[オーケストレーションの種類] ウィンドウでは、オーケストレーションが受け取るパラメーターを指定できます。 オーケストレーションは、次の項目をパラメーターとして受け取ることができます。

  • メッセージ

  • 変数 (オブジェクトを含む)

  • 関連付けセット

  • ロール リンク

  • Port

    パラメーターは、入力パラメーターまたは出力パラメーターとしてオーケストレーション間で渡すことができます。 入力パラメーターは値渡しまたは参照渡しできます。 出力パラメーターは参照渡しのみが可能です。 パラメーターには、変数、メッセージ、関連付けセット、ロール リンク、およびポートを含めることができます。

オーケストレーションのパラメーターを設定するには

  1. [オーケストレーション ビュー] ウィンドウで、[ オーケストレーション パラメーター] フォルダーを使用して、変数、メッセージ、ポートを追加します。

  2. オーケストレーション パラメーター フォルダーに追加された項目ごとに、プロパティ ウィンドウを使用して Direction プロパティを指定します。

    • 入力 - 値で渡される入力パラメーター。

    • 参照 - 参照で渡される入力パラメーター。

    • 出力 - 参照で渡される出力パラメーター。

オーケストレーションにパラメーターを追加するには

  1. [オーケストレーション ビュー] ウィンドウで、[ オーケストレーション パラメーター] フォルダーを右クリックし、目的のパラメーターの種類をクリックします。

  2. 構成済みのポートおよびロール リンクの場合は、ウィザードを使用してパラメーターを構成します。

    または、

    その他のパラメーターの種類については、プロパティ ページを使用してパラメーターを構成します。

    パラメーターの種類

    パラメーターは、参照パラメーターおよび出力パラメーターとして、値で渡すことができます。 パラメーターを値でオーケストレーションに渡すと、データのコピーが作成され、オーケストレーションによって使用されます。

    参照パラメーターを使用する場合、コピーは作成されません。 データが格納されているメモリ位置は、呼び出し元のプログラムとオーケストレーションによって共有されます。また、オーケストレーションは、このメモリ位置の内容を変更することができます。 このような変更は、パラメーターの値がオーケストレーション内だけでなく、呼び出し元のプログラム内でも変更されるということを意味します。

    出力パラメーターは参照パラメーターに似ています。ただし、オーケストレーションは、出力パラメーターを渡されたときに、そのパラメーターに有効なデータが格納されていると想定することができません。代わりに、呼び出し元のプログラムは、オーケストレーションがこのパラメーターに値を割り当てると想定します。

    オーケストレーション パラメーターのルール

  • 出力パラメーターまたは参照パラメーターとして渡すことができるのはメッセージと変数 (オブジェクトを含む) だけです。

  • [オーケストレーションの開始] 図形のオーケストレーションにパラメーターを渡したり、パラメーターを参照したりすることはできません。

  • ロール リンクや動的ポートなどの入力パラメーターは、オーケストレーションに渡す前に明示的に割り当てる必要があります。

参照

オーケストレーション図形
オーケストレーションに図形を追加する方法
[成果物の種類の選択] ダイアログ ボックスを使用する方法