リンクの表示を最適化する方法
スキーマの規模が大きい場合、マップに含まれる送信元スキーマと送信先スキーマとのリンクの数が多数になる場合があります。 マップサーフェス全体に多数のリンクがある場合、作業する必要があるリンクやオブジェクトを追跡するのが難しい場合があります。 また、送信元スキーマ、リンク、Functoid、および送信先スキーマのエンドツーエンドの関係を追跡することも難しくなる可能性があります。 BizTalk マッパーでは、複雑で大規模なスキーマを効率的に管理し、マップ内のリンクの表示を最適化することができます。 このトピックでは、リンクの表示方法について詳しく説明します。
リンクは次のように分類することができます。
部分的にスコープ内
完全にスコープ内
完全にスコープ外
前提条件
これらの手順では、BizTalk マッパーが実行されている必要があります。
部分的にスコープ内にあるリンクを表示するには
少なくとも一方の端がグリッド画面に表示されているリンクを、"部分的にスコープ内" にあるリンクと呼びます。
次の図は、"部分的にスコープ内" にあるリンクを示しています。 これらのリンクは、グリッド ページでは破線で表示されます。
グリッド画面に部分的に表示されているリンクをクリックすると、グリッド ページが自動的に上/下に移動して、現在のビューにリレーションシップが表示されます。
します
完全にスコープ内にあるリンクを表示するには
グリッド画面に両方の端 (ノードとノード、ノードと Functoid、Functoid と Functoid、または Functoid とノード) が表示されているリンクを、"完全にスコープ内" にあるリンクと呼びます。
次の図は、完全にスコープ内にある "DataCollection1" と "ST01" とのリンクを示しています。
リンクをクリックすると、送信元ノードから送信先ノードへのリレーションシップが選択されます。
完全にスコープ外にあるリンクを表示するには
現在のマップ ビューにどちらのエンド ポイントも表示されていないリンクを、"完全にスコープ外" にあるリンクと呼びます。
次の図は、完全にスコープ外にあるリンクを示しています。
これらのリンクをマップ サーフェイスに表示しない場合 (どのリンクも表示されないため)、[Mapper ユーティリティ] リボンの ] Mapper_ShowHideOutScopeLinksをクリックして、リンクをオフにすることもできます。 これによって、グリッド ビューに表示されるリンクの数を減らすことができます。