入れ子になった位置指定レコードおよび区切り記号付きレコード
Microsoft BizTalk Server でサポートされているフラット ファイル形式では、位置指定レコードと区切りレコードの組み合わせの一部が許可され、他のレコードは許可されません。 次の組み合わせが可能です。
区切り記号を使用してすべてのレコードとその下位レコードの相互の境界を設定しており、区切り記号 (境界の区切り記号とは異なる場合もある) を使用してそれらのレコード内のフィールドを分割しているフラット ファイル。
あらかじめ定義されたレコード長およびフィールド長に応じたファイル内の位置に基づいて、すべてのレコード、下位レコード、およびフィールドの境界が決定されるフラット ファイル。
区切り記号を使用してファイルの最も外側のレコードセットの境界が設定されていて、下位の区切り記号付きレコードと下位の位置指定レコードが組み合わされているフラット ファイル。 下位の区切り記号付き (または位置指定) レコード内にあるフィールド間の境界では、区切り記号 (区切り記号付きレコード) またはフィールドの固定長 (位置指定レコード) が使用されます。 位置指定レコードの下に属しているレコードについては、位置の指定も行う必要があります。つまり、ファイルの一部が区切り記号付きレコードから位置指定レコードに切り替わると、そのファイルの下位部分の位置をすべて指定する必要があります。
解析があいまいになると、位置指定レコードは、どのような場合であっても、下位の区切り記号付きレコードを格納できなくなります。