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エスケープ文字の解析

パーサーは通常の文字 (区切り文字以外またはその他の特殊文字以外の文字) の前に付加されたエスケープ文字を見つけると、そのエスケープ文字を無視します。 たとえば、文字列 "abc\d" は "\" がエスケープ文字であるため、出力では "abcd" になります。

パーサーで 2 つ続いているエスケープ文字 ("abc\\d" など) が検出された場合、出力には 1 つのエスケープ文字 ("abc\d") が含まれます。

パーサーで 3 つ続くエスケープ文字 (abc\\\d など) が検出された場合、出力では "abc\d" になります。これは、最初の 2 つのエスケープ文字が "\" に解析され、3 番目のエスケープ文字が無視されるためです。

パーサーは、間違った位置にある区切り文字を通常の文字として扱います。 たとえば、"Record, Field1, Field,2" を受信した場合、出力 XML は <Field1><Field,2 になります>。

参照

フラット ファイル解析エンジンの使用