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RemoveResource コマンド

BizTalk 管理データベースからアイテムを削除します。 アイテムが、グローバル アセンブリ キャッシュ (GAC)、ファイル システム、証明書ストア、インターネット インフォメーション サービス、または Windows レジストリに存在していた場合、このコマンドを実行しても、これらの場所からは削除されません。 BAM プライマリ インポート データベースの BAM 定義やルール エンジン データベースのポリシーは削除されません。 このコマンドを実行してバインド ファイルを削除した場合、バインド ファイルが削除されるのみで、バインドそのものは変更されません。

このコマンドでは、次の種類のアイテムを削除できます。

  • .NET アセンブリ (System.BizTalk:Assembly)

  • BAM 定義 (System.BizTalk:Bam)

  • BizTalk アセンブリ (System.BizTalk:BizTalkAssembly)

  • BizTalk バインド ファイル (System.BizTalk:BizTalkBinding)

  • セキュリティ証明書 (System.BizTalk:Certificate)

  • COM コンポーネント (System.BizTalk:Com)

  • アドホック ファイル (System.BizTalk:File)

  • 処理後のスクリプト (System.BizTalk:PostProcessingScript)

  • 処理前のスクリプト (System.BizTalk:PreProcessingScript)

  • ポリシーまたはルール (System.BizTalk:Rules)

  • 仮想ディレクトリ (System.BizTalk:WebDirectory)

    次の場合、削除操作は失敗します。

  • 他のアセンブリによって参照されている BizTalk アセンブリを削除しようとした場合。

  • 送信ポートまたは受信ポートによって使用されているパイプラインを含む BizTalk アセンブリを削除しようとした場合。

  • 送信ポートが使用しているマップを含む BizTalk アセンブリを削除しようとした場合。

  • 削除しようとしている BizTalk アセンブリにオーケストレーションが含まれており、そのオーケストレーションが参加解除状態ではない、または、そのオーケストレーションに、中断されたインスタンスが存在する場合。

使用

BTSTask RemoveResource /ApplicationName:value/Luid:value [/Server:value] [/Database:value]

パラメーター

パラメーター 必須 説明
/ApplicationName (または /A、解説を参照) はい 削除するリソース アイテムが存在する BizTalk アプリケーションの名前。 名前にスペースが含まれている場合は、二重引用符 (") で囲む必要があります。
/Luid (または /L、解説を参照) はい アイテムのローカル一意識別子 (LUID)。 LUID は、ListApp コマンドを使用して取得できます。
/Server (または /S、解説を参照) いいえ BizTalk 管理データベースをホストする SQL Server インスタンスの名前。ServerName\InstanceName,Port の形式で指定します。

インスタンス名の指定は、そのインスタンス名がサーバー名と異なる場合にのみ必要です。 ポートの指定は、SQL Server で使用するポート番号が既定値 (1433) と異なる場合にのみ必要です。

例 :

Server=MyServer

Server=MyServer\MySQLServer,1533

指定しなかった場合、ローカル コンピューターで実行されている SQL Server インスタンスの名前が使用されます。
/Database (または /D、解説を参照) いいえ BizTalk 管理データベースの名前。 指定しなかった場合、SQL Server のローカル インスタンスで実行されている BizTalk 管理データベースが使用されます。

サンプル

BTSTask RemoveResource /ApplicationName:MyApplication /Luid:"MyApp.Orchestrations, Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=0123456789ABCDEF"

注釈

パラメーターの大文字と小文字は区別されません。 パラメーター名は、すべて入力する必要はありません。最初の数文字 (一意に特定できるだけの文字数) を入力するだけで構いません。

参照

BTSTask コマンド ライン リファレンス
アプリケーションからアイテムを削除する方法