式の要件と制限事項
オーケストレーション デザイナーの BizTalk 式エディターは、IntelliSense を備えた標準の Visual Studio テキスト エディターです。 BizTalk 式エディターは、テキスト形式で式を入力するために使用します。
テキスト形式で 1 つの式を入力するには、テキスト ボックスを使用します。 1 つの式を複数行に記述できますが、行を 1 つのセミコロンで終了する必要があります。
以下は、BizTalk 式エディターで式を使用するときの制限事項の一覧です。
"+="、"-="、"*=" などの複合代入はサポートされていません。
1 つのステートメントでの複数の代入演算子の使用は、サポートされていません。
"if" または "while" の述語内での代入は、サポートされていません。
インクリメントおよびデクリメントはサポートされていません。 たとえば、"++" や "--" などです。
メッセージ部分の場合、パブリック メソッド、入れ子になっている型、静的データ フィールド、Microsoft.XLANGs.BaseTypes.DistinguishedFieldAttribute によって注釈が付けられた読み取り専用の .NET プロパティ、すべてのパブリック データ フィールド、および読み取り専用ではない .NET プロパティについては、メンバー アクセスが許可されます。
インデクサーまたはパラメーター化された .NET プロパティはサポートされていません。
デリゲートおよびイベントはサポートされていません。
ジェネリックはサポートされていません。
"foreach"、"for"、"do-while"、"break"、"continue" などのフロー制御構文は、サポートされていません。
三項演算はサポートされていません。 たとえば、"?:" などです。
式図形にコメントを追加できますが、式図形には少なくとも 1 つのステートメントが含まれている必要があります。
配列はサポートされていません。
式図形をメッセージの構築図形の中に配置するときは、制御フローを実行できません。 たとえば、"if-then-else" や "while" などです。
すべての有効な式ステートメントの形式は以下のとおりです。
ドット形式の名前 = 式;
ドット形式の名前 = 式;
BizTalk 式エディターを使用すると複雑な式を簡単かつすばやく入力できますが、任意の大きさのコードを入力することはできません。 これは、ビジネス プロセスのコードを実装コードから分離しておくためです。