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送信ポートと送信ポート グループ

送信ポートは、Microsoft BizTalk Serverがメッセージを送信する場所、またはメッセージを受信BizTalk Server場所です。 また、BizTalk Server は送信ポートの機能を使用して、通信アクションを実装します。 この場所は、ポートの名前により一意に識別されます。

メッセージが送信ポートに送られるたびに、送信ポート サービスの新しいインスタンスが作成されます。 これは、サービス インスタンスと呼ばれ、送信ポートのインスタンスとも呼ばれます。

Note

順次配送の送信ポートのインスタンスは 1 つだけ指定できます。

送信ポート グループは、1 つの構成で同じメッセージを複数の宛先に送信するために使用BizTalk Server送信ポートの名前付きコレクションです。

BizTalk Server は、受信場所から送信ポートまたは送信ポート グループに、直接メッセージをルーティングできます。 送信ポート グループにルーティングされたメッセージは、そのグループ内のすべての送信ポートに送信されます。

送信ポート グループのメンバーである送信ポートは、メッセージを 2 とおりの方法で処理します。

  • 送信ポート グループのメンバーとして

  • BizTalk Server がメッセージを直接送信ポートにルーティングした場合と同じように

送信ポートと送信ポート グループの状態

BizTalk 管理コンソールには、送信ポートおよび送信ポート グループの状態が次のように表示されます。

  • バインド済み。 管理者は、BizTalk Server 管理コンソールを使用して、送信ポートまたは送信ポート グループをオーケストレーションにバインドします。 BizTalk Server がメッセージをこの送信ポートまたは送信ポート グループにルーティングする前に、管理者はバインド済み送信ポートまたは送信ポート グループを参加させて開始する必要があります。

  • 開始しました。 この送信ポートまたは送信ポート グループのサブスクリプションが存在し、アクティブです。 送信ポートまたは送信ポート グループが開始状態にある場合、BizTalk Server はメッセージを送信ポートまたは送信ポート グループに配信し、送信ポートまたは送信ポート グループによってメッセージが処理されます。 送信ポートまたは送信ポート グループを開始する前に、管理者は BizTalk 管理コンソールを使用し、バインド済み送信ポートまたは送信ポート グループを参加させて開始する必要があります。

  • 停止済み。 送信ポートまたは送信ポート グループは現在動作していません。 送信ポートまたは送信ポート グループを開始し、停止した場合、処理は作業キューで継続されます。 BizTalk Server は、停止状態の送信ポートまたは送信ポート グループにルーティングされた新しいメッセージをすべて、送信ハンドラーが動作しているホストの保留キューに送ります。

    次の表に、それぞれの状態で利用可能なアクションとその結果を示します。

Bound 停止済み Started
登録する 停止済み 使用不可 使用不可
Start Started Started 使用不可
Stop 使用不可 使用不可 停止済み
登録解除 使用できません。 Bound Bound

送信ポートおよび所属する送信ポート グループの組み合わされた状態により、送信ポートまたは送信ポート グループがメッセージを処理するかどうかがわかります。

次の表は、送信ポートおよび送信ポート グループの考えられる状態の組み合わせを示しています。

送信されたメッセージ 送信ポート グループの状態 送信ポートの状態 結果
直接送信ポートに すべての状態 Started メッセージが処理される。
直接送信ポートに すべての状態 停止済み メッセージが中断される。
送信ポート グループを介して送信ポートに Started Started メッセージが処理される。
送信ポート グループを介して送信ポートに すべての状態 停止済み メッセージが中断される。
送信ポート グループを介して送信ポートに 停止済み すべての状態 メッセージが中断される。

参照

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