手順 9:EDI ペイロード送信ポートの構成
このステップでは、EDI ペイロードから生成された XML を、\_EDIXMLToContoso フォルダで表されるバックエンド Contoso アプリケーションに送信するための送信ポートを設定します。 この送信ポートでは、PassThruTransmit 送信パイプラインが使用されます。
前提条件
BizTalk Server Administrators グループのメンバーとしてログオンする必要があります。
Send_Payload_EdiXml 送信ポートを作成するには
BizTalk Server管理コンソールで、[送信ポート] を右クリックし、[新規] をポイントして、[静的 One-Way 送信ポート] をクリックします。
[ 送信ポートのプロパティ ] ダイアログ ボックスで、送信ポートに Send_Payload_EdiXmlという名前を付けます。 [種類] に [ファイル] を選択し、[構成] をクリックします。
Note
送信パイプラインではペイロード ファイルの AS2 処理を行わないため、種類には [FILE] を指定します。 送信パイプラインでは、ペイロード ファイルをローカル フォルダにルーティングして、EDI トランザクション セットが表示されるようにするだけです。
[ファイル トランスポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [宛先] フォルダーで、\Program Files (x86)\Microsoft BizTalk Server <VERSION>SDK\AS2 Tutorial\_EDIXMLToContoso を参照して選択します。 ファイル名は %MessageID%.xmlのままにします。 [OK] をクリックします。
送信パイプラインの PassThruTransmit の既定値をそのまま使用します。
Note
PassThruTransmit 送信パイプラインを使用するため、パイプラインではペイロード メッセージの EDI 処理は実行されませんが、ペイロード メッセージは AS2EdiReceive receive パイプラインで生成された XML の形式でローカル フォルダに送信されます。
コンソール ツリーで [ フィルター] をクリックします。 [ プロパティ] に「BTS」と入力 します。MessageType。 [ 演算子] に「」と入力します ==。 [値] には、「
http://schemas.microsoft.com/BizTalk/Edi/X12/2006#X12_00401_864
」と入力します。Note
このフィルタにより、この送信ポートはメッセージ ボックスから X12 864 ペイロード メッセージのみを取得するようになります。
[OK] をクリックします。
BizTalk Server管理コンソールの [送信ポート] ウィンドウで、Send_Payload_EdiXml送信ポートを右クリックし、[開始] をクリックします。
次の手順
「手順 10: X12 と AS2 取引先契約を構成する」で説明されているように、2 つの取引先間で AS2 と X12 の契約を作成します