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オーケストレーション デザイン画面

オーケストレーション デザイン画面は、BizTalk オーケストレーションの作成に使用できるビジュアル デザイナーであり、オーケストレーション デザイナーの中心的なコンポーネントです。 このキャンバスにツールボックスから図形をドラッグした後、この図形を構成できます。 Visual Studio エディター ウィンドウの 1 つとして、他の Visual Studio エディター ウィンドウと同様に、メイン ウィンドウ領域に表示されます。

オーケストレーション デザイナー
オーケストレーション デザイン サーフェイス

オーケストレーション デザイン画面ウィンドウの上部タブと、Visual Studio ウィンドウのタイトル バーに、オーケストレーションの名前が表示されます。

デザイン サーフェイス自体は、プロセス領域と 2 つのポート サーフェスの 3 つの領域に分かれています。 中央の処理領域には、オーケストレーションの実際のプロセス フローを表す図形が含まれます。 これは、プロセス領域の送受信図形と対話するポートとロール リンクの図形のみを含むポート サーフェスによって両側に隣接しています。

処理領域

処理領域は、オーケストレーション デザイナーのオーケストレーション デザイン画面の主要部分であり、常に、オーケストレーション デザイン画面の水平方向に中央揃えで表示されます。

処理領域の両側には、ポート画面が表示されます。 Begin 図形はデザイン サーフェイスの上部に配置され、図形を追加するとオーケストレーションが下方向に拡大します。

ポート画面

オーケストレーション デザイン画面には、処理領域の両側に 1 つずつ、合計 2 つのポート画面が表示されます。 ポート サーフェスには、 ポートロール リンクという 2 種類の図形を含めることができます。 これらの図形は、[プロセス] 領域の [送受信] 図形と対話します。

図形にどちらのポート画面を使用しても同じです。左右どちらのポート画面にあっても、図形の機能は変わりません。 新しいポートを配置するポート画面が 2 つあることにより、作成するオーケストレーションにおけるコネクタの交差を減らすことができ、読みやすくなります。

どちらのポート画面も、ダブルクリックするか、二重矢印アイコンをクリックして、折りたたんだり展開できます。

重要

オーケストレーション デザイナーの多くのタスクでは、スキーマやオーケストレーションなど、さまざまなアイテムを選択する必要が生じます。 こうしたアイテムが現在のプロジェクトに存在しない場合、選択対象のアイテムが含まれたアセンブリへの参照をプロジェクトに追加する必要があります。 これを行うには、プロジェクトを右クリックし、[ 参照の追加] を選択します。

ズームのサポート

BizTalk Serverは、オーケストレーション デザイナー画面を拡大または縮小する機能を提供します。 ズーム機能を使用するには、次のいずれかの手順を実行します。

  • オーケストレーション デザイナー画面を右クリックし、[ ズーム ] メニュー オプションをクリックします。 次に、適用する拡大率を選択します。

  • Ctrl + MWHEEL の組み合わせを使用して、拡大または縮小します。Ctrl ボタンを押しながら、マウス ホイールを上下に同時に回転させます。 Ctrl キーを押しながら、マウス ホイールを上へ回転させると縮小し、下へ回転させると拡大します。