保留メッセージの 16 進数コンテンツの確認によるメッセージ検証エラーのトラブルシューティング
メッセージが検証エラーにより保留された場合は、メッセージ部分を 16 進表現にして確認すると検証エラーの原因の特定に役立つことがあります。 このトピックでは、保留メッセージのメッセージ部分を 16 進表現で表示する手順について説明します。
[メッセージの詳細] ダイアログ ボックスを使用したメッセージ部分の表示
メッセージ部分を 16 進表現で表示するには、次の手順を実行します。
BizTalk 管理コンソールの [ クエリ ] タブを使用して、1 つ以上の中断されたメッセージを含む結果セットを返します。 詳細については、「 メッセージを検索する方法 」を参照してください。
調査する中断されたメッセージをダブルクリックして、メッセージの [メッセージの 詳細 ] ダイアログ ボックスを表示します。
[メッセージの詳細] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで メッセージ パーツをクリックして、メッセージ パーツを表示します。
Note
メッセージには、メッセージ部分を持たないものと 1 つまたは複数のメッセージ部分を持つものがあります。 "本文" と呼ばれるメッセージ部分を 1 つだけ持つメッセージがほとんどです。
[メッセージの詳細] ダイアログ ボックスの右側のウィンドウで [バイナリ] タブをクリックすると、メッセージ パーツの 16 進数表現が表示されます。
メッセージ部分の文字を 16 進表現で表示して、次の点を確認します。
バイト オーダー マークの欠落または無効なバイト オーダー マーク。 バイトオーダー マークの詳細については、「 」を参照してください https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=196380。
UNIX と Windows での改行のエンコード方法の違い。 Unix では、改行を 16 進のラインフィード (0A) のみで表しますが、Windows では、16 進の復帰 (0D) とラインフィード (0A) の 2 つで表します。
メッセージ部分の無効な制御文字。 メッセージ部分の制御文字は、テキスト ビューでは表示されませんがバイナリ ビューでは表示できます。
メッセージ部分の途中の無効な Null 文字によるメッセージの切り捨て。 Null 文字は 16 進では 00 で表されます。
位置指定フラット ファイル内の無効な文字オフセット。 メッセージ部分を 16 進表現で表示すると、位置指定フラット ファイルのデータのオフセットを確認できます。