パイプライン コンポーネントにおける SOAP ヘッダーの使用
パイプライン コンポーネントの SOAP ヘッダー コンテキスト プロパティにアクセスするには、「 オーケストレーションでの SOAP ヘッダーの使用」で説明されているように、コンテキスト プロパティ名とターゲット名前空間の組み合わせを使用します。
次のコード例では、送信パイプライン コンポーネントの要求 SOAP ヘッダーをプロパティ名 OrigDest に設定します。
public IBaseMessage Execute(IPipelineContext pc, IBaseMessage inmsg)
{
try
{
string stringVar = "<?xml version=\"1.0\"?>
<OrigDest xmlns=\"http://SOAPHeaderSchemas.OrigDestSOAPHeader\">
<Origination>Home</Origination>
<Destination>Work</Destination>
</OrigDest>";
inmsg.Context.Write("OrigDest","http://schemas.microsoft.com/BizTalk/2003/SOAPHeader", stringVar);
}
catch (Exception ex)
{
throw new Exception("Pipeline component exception - " + ex.Message);
}
return inmsg;
}
パイプライン コンポーネントの詳細については、「 カスタム パイプライン コンポーネントの開発」を参照してください。
Note
オーケストレーションから Web サービスを使用する (呼び出す) 場合、SOAP アダプタは、パススルー スタイルの受信パイプラインおよび送信パイプラインのみをサポートします。 カスタム パイプラインを使用できますが、メッセージのボディ部を変更するコンポーネントを含めることはできません。 これらのコンポーネントには、XML アセンブラ、XML 逆アセンブラ、および XML 検証の各コンポーネントが含まれます。