高パフォーマンスの BizTalk ソリューションのためのインストルメンテーションのベスト プラクティス

公開： 2010 年 11 月

著者： Valery Mizonov、Microsoft Corporation

レビュー者:

• Mark Simms、Microsoft Corporation

• Jayanthi Sampathkumar、Microsoft Corporation

• Krish Srinivasan、Microsoft Corporation

  適用対象:Microsoft BizTalk Server

  概要： BizTalk ソリューションをインストルメント化する従来の方法は、パフォーマンスの観点から常に最も効果的であるとは限りません。 Win32 デバッグ API を利用する一般的に使用されるインストルメンテーションおよびトレース コンポーネントは、潜在的なボトルネックを引き起こす可能性があり、ストレスの下で実行されているマルチスレッド BizTalk アプリケーションのパフォーマンス低下の原因となる可能性があります。

  一方で、ソース コードインストルメンテーションは、アプリケーションの動作を高度に可視化し、全体的なトラブルシューティング作業を減らすのに役立ちます。 そのため、高パフォーマンスの BizTalk ソリューションをインストルメント化するための根本的に新しいアプローチは、実質的にオーバーヘッドがなく、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えずに、非侵入的な方法で豊富で詳細な診断情報を収集できるようにするために非常に重要になっています。

  Microsoft の Windows Server AppFabric カスタマー アドバイザリ チーム は、BizTalk 開発者が多くの Microsoft 製品で内部的に採用されている高性能インストルメンテーションを使用してソリューションを強化できるように、検証済みのベスト プラクティスをコミュニティに提供することを目的としています。 これらのベスト プラクティスは、BizTalk 開発者が独自の実装に簡単にプラグインして採用できる再利用可能なフレームワークの形式で反映されています。