feof
ストリームのファイルの末尾をテストします。
構文
int feof(
FILE *stream
);
パラメーター
stream
FILE
構造体へのポインター。
戻り値
読み取り操作でファイルの末尾を越えて読み取ろうとした場合、ファイルのfeof
関数は 0 以外の値を返します。それ以外の場合は 0 を返します。 ストリーム ポインターが NULL
場合、関数は「 パラメーター検証で説明されているように、無効なパラメーター ハンドラーを呼び出します。 実行の継続が許可された場合、errno
は EINVAL
に設定され、feof
は 0 を返します。
リターン コードの詳細については、「errno
、_doserrno
、_sys_errlist
、および _sys_nerr
」を参照してください。
解説
feof
ルーチン (関数とマクロの両方として実装されています) は、stream
の終わりを越えたかどうかを確認します。 ファイルの末尾を越えると、ストリームが閉じるか、rewind
、fsetpos
、fseek
、または clearerr
が呼び出されるまで、読み取り操作はファイルの末尾インジケーターを返します。
たとえば、ファイルに 10 バイトが含まれており、ファイルから 10 バイトを読み取った場合、 feof
は 0 を返します。これは、ファイル ポインターがファイルの末尾にある場合でも、末尾を超えて読み取ろうとしていないためです。 11 バイト目を読み取ろうとした場合にのみ、feof
は 0 以外の値を返します。
既定では、この関数のグローバル状態の適用対象は、アプリケーションになります。 この動作を変更するには、「CRT でのグローバル状態」を参照してください。
要件
機能 | 必須ヘッダー |
---|---|
feof |
<stdio.h> |
互換性の詳細については、「 Compatibility」を参照してください。
例
// crt_feof.c
// This program uses feof to indicate when
// it reaches the end of the file CRT_FEOF.TXT. It also
// checks for errors with ferror.
//
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main( void )
{
int count, total = 0;
char buffer[100];
FILE *stream;
fopen_s( &stream, "crt_feof.txt", "r" );
if( stream == NULL )
exit( 1 );
// Cycle until end of file reached:
while( !feof( stream ) )
{
// Attempt to read in 100 bytes:
count = fread( buffer, sizeof( char ), 100, stream );
if( ferror( stream ) ) {
perror( "Read error" );
break;
}
// Total up actual bytes read
total += count;
}
printf( "Number of bytes read = %d\n", total );
fclose( stream );
}
入力: crt_feof.txt
Line one.
Line two.
出力
Number of bytes read = 19