is_pod クラス
型が POD かどうかをテストします。
構文
template <class T>
struct is_pod;
パラメーター
T
照会する型。
解説
型 T が POD (Plain Old Data) である場合、is_pod<T>::value
は true
です。 それ以外の場合は false
です。
演算型、列挙型、ポインター型、およびメンバーへのポインター型は、POD です。
POD 型の cv-qualified バージョンは、それ自体が POD 型です。
POD の配列は、それ自体が POD です。
すべての非静的データ メンバーが POD である構造体または共用体は、次に該当する場合、それ自体が POD です。
ユーザーが宣言したコンストラクターを持たない。
非静的なプライベートまたはプロテクト データ メンバーを持たない。
基底クラスを持たない。
仮想関数を持たない。
参照型の非静的データ メンバーを持たない。
ユーザー定義のコピー代入演算子を持たない。
ユーザー定義のデストラクターを持たない。
したがって、POD 型の構造体や配列を含む POD 型の構造体や配列を再帰的に構築できます。
例
// std__type_traits__is_pod.cpp
// compile with: /EHsc
#include <type_traits>
#include <iostream>
struct trivial {
int val;
};
struct throws {
throws() {} // User-declared ctor, so not POD
int val;
};
int main() {
std::cout << "is_pod<trivial> == " << std::boolalpha
<< std::is_pod<trivial>::value << std::endl;
std::cout << "is_pod<int> == " << std::boolalpha
<< std::is_pod<int>::value << std::endl;
std::cout << "is_pod<throws> == " << std::boolalpha
<< std::is_pod<throws>::value << std::endl;
return (0);
}
is_pod<trivial> == true
is_pod<int> == true
is_pod<throws> == false
要件
ヘッダー: <type_traits>
名前空間: std