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方法: シンボルの作成 (C++)

新しいプロジェクトを開始するときは、必要なシンボル名を、シンボル名を割り当てるリソースを作成する前に決めておくと便利です。

Note

プロジェクトに .rc ファイルがまだ含まれていない場合は、「方法: リソースの作成」を参照してください。

[リソース シンボル] ダイアログ ボックスでは、新しいリソース シンボルの追加、表示されるシンボルの変更、またはソース コード内のシンボルが使用されている場所へのスキップを実行できます。

このダイアログ ボックスには、以下のプロパティがあります。

プロパティ 内容
名前 シンボルの名前を表示します。

詳細については、「シンボル名の制限」を参照してください。
Value シンボルの数値を表示します。

詳細については、「シンボル値の制限」を参照してください。
使用中 シンボルが 1 つ以上のリソースで使用されることを指定する場合にオンにします。

リソースの一覧が [次のリソースで使用] ボックスに表示されます。
読み取り専用シンボルを表示する 読み取り専用のリソースを表示する場合にオンにします。

既定では、[リソース シンボル] ダイアログ ボックスには、リソース スクリプト ファイル内の変更可能なリソースのみが表示されます。このオプションをオンにすると、変更可能なリソースは太字で表示され、読み取り専用リソースはプレーン テキストで表示されます。
使用者 シンボル一覧で選択したシンボルを使用するリソースが表示されます。

特定のリソースのエディターに移動するには、[次のリソースで使用] ボックスでリソースを選択し、[表示] を選択します。
New [新規シンボル] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで、新しいシンボル リソース識別子の名前を定義します。必要に応じて、値も定義できます。
変更点 [シンボルの変更] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで、シンボルの名前または値を変更できます。

使用中のコントロールまたはリソースのシンボルを変更するには、対応するリソース エディターを使用する必要があります。 詳細については、「シンボルの管理」を参照してください。
使用の表示 対応するリソース エディターで、シンボルが含まれたリソースを開きます。

シンボルの作成

新しいシンボルを作成するには

  1. [リソース シンボル] ダイアログ ボックスで、[新規] を選択します。

  2. [名前] ボックスに、シンボル名を入力します。

  3. 割り当てられたシンボル値をそのまま使用するか、[値] ボックスに新しい値を入力します。

  4. [OK] を選択して新しいシンボルをシンボルの一覧に追加します。

Note

既に存在するシンボルの名前を入力すると、その名前のシンボルが既に定義されていることを示すメッセージ ボックスが表示されます。 複数の同じ名前のシンボルを定義することはできませんが、同じ数値を持つ異なるシンボルを定義することができます。

リソース シンボルを表示するには

[リソース ビュー] で、お使いの .rc ファイルを右クリックし、[リソース シンボル] を選択して、 リソース シンボル テーブルを [リソース シンボル] ダイアログ ボックスに表示します。

Note

定義済みシンボルを表示するには、[読み取り専用のシンボルを表示] チェック ボックスをオンにします。

特定のシンボルに対するリソース エディターをオープンするには

[リソース シンボル] でシンボルを参照するときに、特定のシンボルがどのように使用されているかについて詳しい情報が必要な場合があります。 [使用状況の表示] ボタンを使用すると、この情報をすばやく取得できます。

  1. [リソース シンボル] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスでシンボルを選択します。

  2. [次のリソースで使用] ボックスで、関心のあるリソースの種類を選択します。

  3. [使用状況の表示] ボタンを選択します。

    リソースが適切なエディターに表示されます。

要件

Win32

関連項目

リソース識別子 (シンボル)
方法: シンボルの管理
定義済みシンボル ID