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View クラス

定義

フォーム内のビューを表します。

public ref class View abstract
public abstract class View
type View = class
Public MustInherit Class View
継承
View

現在のビューを表す View オブジェクトには、XmlForm クラスの CurrentView プロパティを使用してアクセスします。 次の例では、最初に、フォームの現在アクティブなビューを参照する View オブジェクトが作成されます。 次に、 ViewInfo プロパティを使用してビューの ViewInfo オブジェクトにアクセスし、その名前をメッセージ ボックスに表示します。

// Set a reference to the current view.
View thisView = this.CurrentView;

// Display the view's name.
MessageBox.Show(thisView.ViewInfo.Name);
' Set a reference to the current view.
Dim thisView As View = Me.CurrentView

' Display the view's name.
MessageBox.Show(thisView.ViewInfo.Name)

現在アクティブなビューを変更するには、次の例に示すように、ViewInfoCollection クラスの SwitchView メソッドを使用します。

this.ViewInfos.SwitchView("View2"); Me.ViewInfos.SwitchView("View2")

フォームの基になる XML ドキュメントでプログラムによって変更された情報を表示するようにビューの更新を強制するには、次の例に示すように、View クラスの ForceUpdate() メソッドを使用します。

this.CurrentView.ForceUpdate(); Me.CurrentView.ForceUpdate()

注釈

View クラスには、InfoPath のビューをプログラムから操作するために使用できるプロパティやメソッドが数多く用意されており、それらを使用すると、ビューに含まれるデータの選択、あるビューから別のビューへの切り替え、フォームの基になっている XML ドキュメントとのビューの同期、InfoPath の編集操作などを行うことができます。

: InfoPath オブジェクト モデルは View オブジェクトのコレクションを提供しませんが、ViewInfo オブジェクトのコレクションを提供する ViewInfoCollection クラスを提供します。それぞれには、それが表す対応するビューに関する情報が提供されます。 さらに、 View クラスは ViewInfo プロパティを提供します。これにより、関連付けられているビューに関する情報にアクセスできます。

コンストラクター

View()

フォーム内のビューを表します。

プロパティ

SignatureLines

現在のビューに関連付けられている SignatureLineCollection への参照を取得します。

ViewInfo

ビューに関連付けられている ViewInfo オブジェクトへの参照を取得します。

Window

ビューに関連付けられている Window オブジェクトへの参照を取得します。

メソッド

DisableAutoUpdate()

フォームの基になる XML ドキュメントと、それに関連付けられているビューが自動的に同期しないようにします。

EnableAutoUpdate()

フォームの基になる XML ドキュメントと、それに関連付けられているビューが自動的に同期するようにします。

ExecuteAction(ActionType, String)

指定したフィールドまたはグループに基づいて、フォームの基になる XML ドキュメントに対して編集コマンドを実行します。

ExecuteAction(ActionType)

ビューで現在選択されているデータに基づいて、フォームの基になる XML ドキュメントに対して編集コマンドを実行します。

Export(String, ExportFormat)

指定された形式のファイルにビューをエクスポートします。

ForceUpdate()

フォームの基になる XML ドキュメントと、それに関連付けられているビューを強制的に同期させます。

GetContextNodes()

現在の選択範囲で返された XML ノードを反復処理するための XPathNodeIterator への参照を取得します。

GetContextNodes(XPathNavigator, String)

指定したコントロールにバインドされているコントロール内の現在の選択範囲で返された XML ノードを反復処理するための XPathNodeIterator への参照を取得します。

GetContextNodes(XPathNavigator)

指定したノードから始まる返された XML ノードを反復処理するための XPathNodeIterator オブジェクトへの参照を取得します。

GetSelectedNodes()

ビュー内の項目の現在の選択内のすべての XML ノードを反復処理するための XPathNodeIterator オブジェクトへの参照を取得します。

SelectNodes(XPathNavigator, XPathNavigator, String)

指定した開始 XML ノード、終了 XML ノード、および指定されたコントロールに基づいて、ビュー内の一定範囲のノードを選択します。

SelectNodes(XPathNavigator, XPathNavigator)

指定した開始 XML ノードと終了 XML ノードに基づいて、ビュー内の一定範囲内のノードを選択します。

SelectNodes(XPathNavigator)

指定した開始 XML ノードに基づいて、ビュー内の一定範囲内のノードを選択します。

SelectText(XPathNavigator, String)

コントロールの XPathNavigator オブジェクトと ViewContext 識別子によって指定されたノードにバインドされている編集可能なコントロールに含まれるテキストを選択します。

SelectText(XPathNavigator)

このメソッドに渡される XPathNavigator オブジェクトで指定されたノードにバインドされている編集可能なコントロールに含まれるテキストを選択します。

ShowMailItem(String, String, String, String, String)

現在のビューが入った電子メール メッセージを作成します。

適用対象