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<shadowCopyVerifyByTimestamp> 要素

  • [アーティクル]

シャドウ コピーが .NET Framework 4 で導入された既定の起動の動作を使用するか、.NET Framework の以前のバージョンの起動の動作に戻すかどうかを指定します。

configuration
  runtime
    <shadowCopyVerifyByTimestamp>

構文

<shadowCopyVerifyByTimestamp enabled="true|false" />

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
enabled 必須の属性です。

アセンブリをシャドウ コピーする前に更新されているかどうかを確認するために、シャドウ コピーを使用するアプリケーション ドメインで起動時にアセンブリのタイムスタンプを比較するかどうかを指定します。

enabled 属性

[値] 説明
true 起動時に、シャドウ コピー ディレクトリに最後にコピーされてから更新されたアセンブリのみをコピーします。 これは、.NET Framework 4 の既定値です。
false 以前のバージョンの .NET Framework の起動の動作に戻し、起動時にすべてのファイルをコピーします。

子要素

なし。

親要素

要素 説明
configuration 共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルのルート要素です。
runtime アセンブリのバインディングとガベージ コレクションに関する情報が含まれています。

解説

.NET Framework 4 以降、アセンブリは、シャドウ コピー ディレクトリに最後にコピーされてから変更されたことを示すタイムスタンプがある場合にのみ、シャドウ コピーされます。 これにより、「アセンブリのシャドウ コピー」で説明されているように、シャドウ コピーを使用する多くのアプリケーションの起動時間が短縮されます。 アセンブリ更新の割合と頻度が高いアプリケーションでは、この動作の変更によるメリットが得られない場合があります。 その場合は、この要素を使用して、.NET Framework の以前のバージョンの動作を復元できます。

例

次の例では、.NET Framework 4 でシャドウ コピーの既定の起動の動作を無効にして、以前のバージョンの .NET Framework の起動の動作に戻す方法を示します。

<configuration>  
   <runtime>  
      <shadowCopyVerifyByTimestamp enabled="false" />  
   </runtime>  
</configuration>

関連項目