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ICorDebugGCReferenceEnum インターフェイス

ガベージ コレクトされるオブジェクトの列挙子を提供します。

メソッド

メソッド 説明
Next メソッド ガベージ コレクトされるオブジェクトに関する情報が格納されている、指定した数の COR_GC_REFERENCE インスタンスを取得します。

解説

ICorDebugGCReferenceEnum インターフェイスは、"ICorDebugEnum" インターフェイスを実装します。

ICorDebugGCReferenceEnum インスタンスには、ICorDebugProcess5::EnumerateGCReferencesメソッドを呼び出すことによって COR_GC_REFERENCE インスタンスが設定されます。 COR_GC_REFERENCE オブジェクトは、ICorDebugGCReference::Next メソッドを呼び出すことによって列挙できます。

このメソッドによって設定されるコレクション内の COR_GC_REFERENCE オブジェクトは、次の 3 つの種類のオブジェクトを表します。

  • すべてのマネージド スタックからのオブジェクト。 これには、マネージド コードのライブ参照や、共通言語ランタイムによって作成されたオブジェクトが含まれます。

  • ハンドル テーブルからのオブジェクト。 これには、モジュール内の強い参照 (HNDTYPE_STRONG および HNDTYPE_REFCOUNT) と静的変数が含まれます。

  • ファイナライザー キューからのオブジェクト。 ファイナライザー キューは、ファイナライザーが実行されるまではオブジェクトをルートにします。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4.5 以降で使用可能

関連項目