COR_PRF_ASSEMBLY_REFERENCE_INFO 構造体
[.NET Framework 4.5.2 以降のバージョンでのみでサポート]
アセンブリ参照クロージャのウォークを実行するときに考慮する必要があるアセンブリ参照の情報を、共通言語ランタイムに提供します。
構文
typedef struct _COR_PRF_ASSEMBLY_REFERENCE_INFO {
void* pbPublicKeyOrToken;
ULONG cbPublicKeyOrToken;
LPCWSTR szName;
ASSEMBLYMETADATA* pMetaData;
void* pbHashValue;
ULONG cbHashValue;
DWORD dwAssemblyRefFlags;
} COR_PRF_EX_CLAUSE_INFO;
メンバー
メンバー | 説明 |
---|---|
pbPublicKeyOrToken |
公開キー、またはアセンブリのトークンへのポインター。 |
cbPublicKeyOrToken |
公開キーまたはトークンのバイト数。 |
szName |
参照されるアセンブリの名前。 |
pMetaData |
アセンブリのメタデータへのポインター。 |
pbHashValue |
ハッシュ バイナリ ラージ オブジェクト (BLOB) へのポインター。 |
cbHashValue |
ハッシュ BLOB のバイト数。 |
dwAssemblyRefFlags |
アセンブリのフラグ。 |
解説
COR_PRF_EX_CLAUSE_INFO
構造は、追加のアセンブリ参照を宣言するときに、プロファイラーによって値が設定されます。ここでの追加のアセンブリ参照は、アセンブリ参照クロージャのウォークを実行するときに共通言語ランタイムが考慮するものです。
プロファイラーが ICorProfilerCallback6::GetAssemblyReferences コールバック メソッドを登録すると、ランタイムはロードされるアセンブリのパスと名前、および ICorProfilerAssemblyReferenceProvider インターフェイス オブジェクトへのポインターを、そのメソッドに渡します。 次にプロファイラーは、ICorProfilerCallback6::GetAssemblyReferences コールバックで指定されたアセンブリから参照される各ターゲット アセンブリの COR_PRF_ASSEMBLY_REFERENCE_INFO
オブジェクトで、ICorProfilerAssemblyReferenceProvider::AddAssemblyReference メソッドを呼び出すことができます。
必要条件
:「システム要件」を参照してください。
ヘッダー : CorProf.idl、CorProf.h
ライブラリ: CorGuids.lib
.NET Framework のバージョン: 4.5.2 以降で使用可能
関連項目
.NET