CA2014: stackalloc はループ内で使用しないでください。
プロパティ | 値 |
---|---|
ルール ID | CA2014 |
Title | stackalloc はループ内で使用しないでください。 |
[カテゴリ] | 信頼性 |
修正が中断ありか中断なしか | なし |
.NET 9 では既定で有効 | 警告として |
原因
ループ内での C# stackalloc 式の使用。
規則の説明
C# の stackalloc
式は、現在のスタック フレームからメモリを割り当てますが、現在のメソッドの呼び出しが戻るまでそのメモリが解放されない可能性があります。 stackalloc
がループ内で使用された場合、スタック メモリの枯渇によってスタック オーバーフローが発生する可能性があります。
違反の修正方法
メソッド内のすべてのループの外側に stackalloc
式を移動します。
どのようなときに警告を抑制するか
すべての stackalloc
操作に割り当てられたメモリの総量が比較的少ないことがわかっているなど、含まれるループの呼び出し回数が有限である場合は、警告を抑制しても問題ない可能性があります。
警告を抑制する
単一の違反を抑制するだけの場合は、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して無効にしてから、規則をもう一度有効にします。
#pragma warning disable CA2014
// The code that's violating the rule is on this line.
#pragma warning restore CA2014
ファイル、フォルダー、またはプロジェクトのルールを無効にするには、構成ファイルでその重要度を none
に設定します。
[*.{cs,vb}]
dotnet_diagnostic.CA2014.severity = none
規則のこのカテゴリ全体を無効にするには、構成ファイルでカテゴリの重要度を none
に設定します。
[*.{cs,vb}]
dotnet_analyzer_diagnostic.category-Reliability.severity = none
詳細については、「コード分析の警告を抑制する方法」を参照してください。
関連項目
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