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stackalloc にコレクション式を使用する (IDE0302)

プロパティ
ルール ID IDE0302
Title stackalloc にコレクション式を使用する
カテゴリ スタイル
Subcategory 言語規則 (式レベル基本設定)
該当言語 C# 12+
[オプション] dotnet_style_prefer_collection_expression

概要

この規則は、「配列にコレクション式を使用する (IDE0300)」に似ていますが、配列ではなく stackalloc を検索する点が異なります。 これは、IDE0300 と同様に、コレクション式を使用するためにコードを変換できるようにします。 たとえば、stackalloc int[] { ... } および stackalloc [] { ... }[...] に簡略化されます。

Note

この規則は、スタック上に値を保持できる .NET 8 以降のバージョンでのみ使用できます。

[オプション]

オプションでは、規則を適用する動作を指定します。 オプションの構成の詳細については、「オプションの書式」を参照してください。

dotnet_style_prefer_collection_expression

プロパティ 説明
オプション名 dotnet_style_prefer_collection_expression
オプションの値 true | when_types_exactly_match コレクション式を使用します。
false | never ルールを無効にします。
既定のオプションの値 true

// Code with violations.
ReadOnlySpan<int> x = stackalloc int[] { 1, 2, 3 };

// Fixed code.
ReadOnlySpan<int> x = [1, 2, 3];

警告を抑制する

単一の違反だけを抑制する場合は、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して無効にしてから、規則を再度有効にします。

#pragma warning disable IDE0302
// The code that's violating the rule is on this line.
#pragma warning restore IDE0302

ファイル、フォルダー、またはプロジェクトのルールを無効にするには、構成ファイルでその重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_diagnostic.IDE0302.severity = none

すべてのコード スタイル規則を無効にするには、構成ファイルでカテゴリ Style の重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_analyzer_diagnostic.category-Style.severity = none

詳細については、「コード分析の警告を抑制する方法」を参照してください。

関連項目