サンプル: アクセス チームを使用してレコードを共有
このサンプルは、アクセス チームを使用してレコードにアクセスを許可する方法を示します。 チームのすべてのメンバーには、チームに付与されていると同じ、レコードへのアクセスが提供されます。 サンプルは ここ からダウンロードできます。
このサンプルでは、システムに存在しない追加のユーザーが必要です。 Office 365 で必要なユーザーを手動で作成し、サンプルがエラーなしで実行されるようにします。 このサンプルでは、次に示す現状有姿でユーザー プロファイルを作成します。 yourorg
を組織名で置換します。
名: Nancy
姓: Anderson
セキュリティ ロール: SalesPerson
ユーザー名: nanderson@yourorg.onmicrosoft.com
名: David
姓: Bristol
セキュリティ ロール: SalesPerson
ユーザー名: dbristol@yourorg.onmicrosoft.com
Note
このサンプルは、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) と Dataverse の両方に適用されます。
このサンプルを実行する方法
すべてのサンプルのローカル コピーを取得してビルドするには、次の手順を実行します。
- サンプル リポジトリをダウンロードまたは複製して、ローカル コピーを用意します。
- (オプション) dataverse/App.config ファイルを編集して、接続先のインスタンスまたは組織を指定した接続文字列を定義します。
- サンプル ソリューションを Visual Studio で開き、F5 キーを押してサンプルを実行します。 Dataverse/App.config 内に接続文字列を指定した後、サンプルを実行すると、その接続情報が使用されます。
dataverse/App.config ファイル内に接続文字列を指定しない場合は、サンプルを実行するたびにダイアログが開き、接続先のインスタンスまたは組織についての情報と、使用する資格情報についての情報を入力する必要があります。 このダイアログには以前の接続がキャッシュされているため、以前に使用した接続を選ぶことができます。
このサンプルの概要
AddMembersTeamRequest
、GrantAccessRequest
、RemoveMembersTeamRequest
メッセージは、メンバーを追加、付与、削除するために必要なデータが含まれているシナリオで使用するためのものです。
このサンプルがどのように動作するか
このサンプルの概要 で説明されているシナリオをシミュレートするために、サンプルは次のことを行います。
セットアップ
- 組織の現在のバージョンをチェックします。
- サンプルのテスト取引先企業レコードを作成します。
使用方法
- チームに追加される、Office 365 で手動で作成される販売者を取得します。
WhoAMIRequest
は、現在のユーザーと部署の ID を取得します。- サンプル アクセス チームを作成します。
AddMembersTeamRequest
は、アクセス チームに 2 つの販売者を追加します。 GrantAccessRequest
は、セットアップ (#setup) で作成された取引先企業への読み取り/書き込みアクセス権をチームに付与します。RetrieveAndDisplayEntityAccess
は、エンティティ アクセス情報を取得して表示します。RetrieveAndDisplayPrincipalAccess
は、プリンシパル アクセス情報を取得して表示します。
クリーン アップ
セットアップ で作成されたサンプル データを削除するためのオプションを表示します。 サンプルで作成されるエンティティおよびデータを検証する場合、削除は任意です。 手動でレコードを削除することで同じ結果を得られます。