積荷構築ワークベンチ
負荷構築ワークベンチを使用すると、荷重を作成するときに荷重構築戦略を適用できます。
積荷構築戦略の作成
積荷構築戦略を使用して自動的に積荷を構築します。 この機能は、次のような場合に役立ちます。
- 特定の製品セットを定期的に出荷する場合は、毎回同じ積荷を構築する必要がないので、積荷戦略で時間を節約できます。
- 積荷が半中途半端になるのを回避して効率を最大にする必要がある場合は、積荷戦略を使用すると、可能な限り多くの積荷を満たすことができます。
TMSLoadBuildingVolumeStrategy
という名前の積荷構築戦略クラスは、ボリュームベースの積荷構築戦略という名前の積荷構築戦略を提供します。 この戦略を使用すると、積荷テンプレートの高さと重量に対して指定される最大値を使用できるし、または新しい値を入力して設定を上書きできます。 この方法は、最初から用意されている唯一の戦略です。 (ただし、いくつかのカスタム戦略がある場合があります。)
最初から用意されているボリュームベースの積荷構築戦略を使用するには、積荷構築ワークベンチページ (輸送管理 > 計画 > 積荷構築ワークベンチ) の積荷構築戦略フィールドで選択します。
積荷構築戦略を作成するには、次の手順に従います。
- 輸送管理 > 設定 > 積荷構築 > 積荷構築戦略に移動します。
- アクション ウィンドウのクラスリストの生成を選択し、利用可能なすべてのクラスの最新バージョンがあることを確認します。
- アクション ウィンドウで、新規を選択します。
- 戦略の一意の名前を入力し、それに対して積荷構築計画クラスを選択し、説明を入力します。
- アクション ウィンドウで、保存を選択します。
- アクション ウィンドウで、パラメーターを選択します。
- 積荷構築戦略パラメータページで、一覧から容積能力を選択し、値フィールドに、新しい積荷構築戦略に適用する積荷の合計容積能力の割合を入力します。
- 一覧から可搬重量を選択し、値フィールドに、新しい積荷構築戦略に適用する積荷の合計可搬重量の割合を入力します。
- 積荷構築戦略パラメータページを閉じます。
- 積荷構築戦略ページを閉じます。
これで、積荷構築戦略を積荷構築テンプレートに割り当てることができるようになりました。 また、それを積荷構築ワークベンチで直接使用することもできます。
積荷構築ワークベンチでの積荷構築戦略の使用
配送管理 > 計画 > 積荷構築ワークベンチの順に移動します。
次の手順のいずれかを実行します。
- 積荷構築戦略フィールドで戦略を選択します。
- 積荷構築テンプレートを定義して、それに積荷構築戦略を割り当てた場合は、アクション ウィンドウのテンプレートの管理タブで、テンプレートの適用を選択します。 次に、構築テンプレートの適用ドロップダウン ダイアログ ボックスで、積荷構築テンプレート名フィールドのテンプレートを選択します。
積荷テンプレート シーケンス クイック タブで、1 つまたは複数の積荷テンプレートを選択します。 ワークベンチは、ここで指定された順序で、これらのタイプのコンテナーに負荷を適合させようとします。 通常、リストの一番上に最小のコンテナーを配置して、可能な限り最小のコンテナーが最初に選択されるようにする必要があります。
アクション ウィンドウで、積荷の提案を選択します。
提案された積荷および積荷明細行を確認します。
アクション ウィンドウで積荷の作成を選択して、積荷明細行の提案クイック タブの元伝票明細行に基づく積荷を作成します。
積荷構築ワークベンチ ページを閉じます。