更新履歴を表示し、データフローを監視する
データフローの更新を監視することは、データフローが期待どおりに実行されていることを確認する上で重要です。 更新履歴と監視ハブを使用すると、データフローの更新中に何が起こったかを詳細に評価できます。 この記事では、更新履歴と監視ハブで使用できる機能の概要について説明します。 また、これらの機能の使用方法に関するガイダンスも提供しています。
更新履歴
更新履歴は、ワークスペースのドロップダウン メニューを使用して使用できます。 [更新履歴] ボタンを選択してアクセスできます。
データフローの更新履歴を開くと、最初にすべてのデータ更新の一覧が表示されます。 この最初の画面には、次の情報が表示されます。
- [開始時間]
- 状態
- 長さ
- Type
最大 50 件の更新履歴または最大 6 か月前 (どちらか先に表示されます) が表示され、最大 250 件の更新履歴または 6 か月後の更新履歴が OneLake に保存されます。 新しい更新の開始、更新のスケジュール設定、データフローの編集など、このページからすぐにいくつかのアクションを実行できます。
更新の CSV ファイルをダウンロードする
更新の CSV ファイルを取得する必要がある場合があります。 このファイルを取得するには、次の手順を実行します。
UI からデータフローの更新を確認する
調査するデータフローを決定したら、[開始時刻] フィールドを選択して、更新の 1 つをドリルダウンできます。 この画面には、実行された更新に関する詳細情報が表示されます。 これには、更新に関する一般的な情報と、テーブルとアクティビティの一覧が含まれます。
簡単に言うと、この概要では次の情報が提供されます。
- データフローの状態
- 更新の種類
- 開始時刻と終了時刻
- 長さ
- 要求 ID
- セッション ID
- データフロー ID
[テーブル] セクションには、データフローで読み込みを有効にしたすべてのエンティティが反映されます。 ここに示すテーブルが、データフローのステージング領域に読み込まれていることを意味します。 これらのテーブルは、Power BI、Excel、またはデータフローの Power Query Dataflow コネクタを使用してアクセスできるエンティティです。 一覧表示されているテーブル名のいずれかを選択して、この特定のテーブルの詳細を表示できます。 名前を選択すると、次の [詳細] 画面が表示されます。
[アクティビティ] セクションには、更新中に行われたすべてのアクション (出力先へのデータの読み込みなど) が反映されます。 このテーブルでは、特定のアクティビティの詳細について詳しく知ることもできます。 アクティビティの名前を選択すると、次の [詳細] 画面が表示されます。
この画面では、アクティビティ中に何が起こったかをより明確に示します。 たとえば、出力先の場合、アクティビティ画面には次の情報が表示されます。
- アクティビティの状態
- 開始時刻と終了時刻
- 長さ
- アクティビティ統計情報:
- 出力先:
- 接続されたエンドポイント
- コネクタによって処理されるボリューム
- 出力先:
何が起こったかを調査するには、アクティビティまたはテーブルをドリルダウンします。 次の画面には、更新とエラーに関する一般的な情報が表示されます。 アクティビティにドリルダウンしている場合は、処理されて出力先に送信されたデータの量が表示されます。
監視ハブ
監視ハブはサイド メニューを使用して使用できます。 [監視ハブ] ボタンを選択すると、アクセスできます。
監視ハブには、データフローの状態の概要を示すダッシュボードが用意されています。
このダッシュボードには、次の情報が表示されます。
- データフローの状態
- 更新の開始時刻
- 更新期間
- 更新の送信者
- ワークスペース名
- データフローの更新に使用されるファブリック容量
- 平均更新期間
- 1 日あたりの更新回数
- 更新の種類