一時停止した容量の監視
一時停止した容量を監視するには、Microsoft Fabric Capacity Metrics アプリの最新バージョンを使用します。
一時停止した容量イベントを表示する
システム イベント テーブルには、一時停止したすべての容量イベントがリストされます。 このテーブルを使用して、容量がいつ一時停止され、いつ再度有効化されたかを確認します。 [状態] 列に、一時停止された容量が [中断済み] と表示され、再開された容量が [アクティブ] として表示されます。 [時間] 列は、容量がアクティブまたは一時停止の状態になっていた時間を計算するために使用します。
容量にスパイクがあるのはなぜですか?
容量が最高レベルのパフォーマンスを発揮できるように、その使用量は時間的に平滑化されています 。 容量を一時停止すると、残存している累積的な超過分と平滑化された操作が実行されます。 その結果、[稼働率] ビジュアルにスパイクが現れます。
スパイクの出現により、容量が一時停止されたことがわかります。 スパイク上にカーソルをホバーすると、ヒントの中に容量の状態が表示されます。
繰り越し操作を表示する
一時停止された際に容量にあった、繰り越し操作の割合がどの程度であったかを確認できます。
稼働率ビジュアル内でスパイクをレビューして、容量が一時停止したタイムポイントを見つけます。
一時停止した容量のタイムポイントを右クリックし、タイムポイントの詳細ページにドリルスルーします。
SKU カード上にカーソルをホバーします。 ヒントに、残りの累積繰越率が表示されます。
考慮事項と制限事項
容量を一時停止すると、30 秒後にタイムポイント ページ上に一時停止された容量のタイムポイントが表示されます。 このタイムポイントには、容量の調整済み消費量がすべて含まれています。 容量アラートを有効にしている場合は、一時停止後に、容量の使用量が指定したしきい値を超えたという誤ったアラートが表示される場合があります。
容量を一時停止すると、容量が一時停止されたタイムポイントより前のタイムポイントはキャンセルされ、コンピューティング ページには表示されません。 たとえば、容量を 13:00:00 に一時停止した場合、12:29:30 のタイムポイントは存在しなくなります。