HIS のセクションを管理する (WMI)
ホスト統合サーバーは、次の領域への管理アクセスを許可する Windows Management Instrumentation (WMI) プロバイダーに含まれています。
サービスのロールアウト、構成、復元
SNA プロバイダー WMI プログラマー リファレンスと SNA トレース プロバイダー WMI プログラマーリファレンス プロバイダーは、ホスト統合サーバーのセットアップとロールアウトの手順に関する情報を公開します。 MsSna_LinkService などのクラスのインスタンスを使用してリンク サービスを設定および管理し、MsSna_Configから派生したクラスを使用してシステムを構成できます。 詳細については、「 WMI を使用したホスト統合サーバーの構成」を参照してください。
サービスと接続の開始と停止
WmiSna プロバイダーは、MsSna_Server、MsSna_Service、およびMsSna_Connectionクラスを公開します。 これらのクラスとその派生クラスを使用すると、SNA サービスの追加、サービスの開始と停止、サービスの一時停止、接続の開始と停止を行うことができます。 詳細については、「 WMI を使用したサービスと接続の制御」を参照してください。
正常性の監視
WmiSnaStatus プロバイダーは、SNA サービスの状態に関する情報を公開します。 WmiSnaStatus では、 MsSnaStatus_Event から派生したさまざまなクラスを使用して、システムのさまざまな部分の変更を記述します。 詳細については、「 WMI を使用してホスト統合サーバーの正常性を監視する方法」を参照してください。
トレース キャプチャ
WmiSnaTrace プロバイダーは、MsHisTrace_Config クラスから派生したクラスとインスタンスをサポートしています。これにより、さまざまな構成ファイルに関する情報が表示されます。 WmiSnaTrace では 、トレースがトリガーされるたびに発生するイベントを記述するMsHisTrace_Eventもサポートされています。 詳細については、「WMI を使用 してトレースをキャプチャする方法」を参照してください。
さらに、Microsoft Windows には、システム レジストリから情報にアクセスするための標準的な WMI プロバイダー (レジストリ プロバイダーなど) がいくつか含まれています。 Windows には、Windows イベント ログ プロバイダーも用意されています。これにより、アプリケーションは Windows および Host Integration Server イベントの通知を受信し、Windows イベント ログに格納されている情報にアクセスできます。 サードパーティ ベンダーは、カスタム プロバイダーを作成して、環境に固有のマネージド オブジェクトと対話できます。