次の方法で共有


beta_inv()

適用対象: ✅Microsoft FabricAzure データ エクスプローラーAzure MonitorMicrosoft Sentinel

ベータ累積確率密度関数の逆関数を返します。

probability = beta_cdf(x,...) の場合、beta_inv(probability,...) = x になります。

ベータ分布は、プロジェクト計画などで、期待される完了時間とばらつきを指定して予想完了時間をモデル化する場合に使用できます。

構文

beta_inv(probability,alpha,beta)

構文規則について詳しく知る。

パラメーター

件名 タイプ Required 説明
確率 int、long、または real ✔️ ベータ分布に関連する確率です。
alpha int、long、または real ✔️ 分布のパラメーター。
beta int、long、または real ✔️ 分布のパラメーター。

返品

ベータ累積確率密度関数 beta_cdf() の逆関数

Note

  • 引数に数値以外の値を指定すると、 nullが返されます。
  • alpha ≤ 0またはbeta ≤ 0場合、関数はnullを返します。
  • probability ≤ 0またはprobability > 1場合、関数はNaNを返します。
  • probabilityの値を指定すると、beta_inv()はその値 x をbeta_cdf(x, alpha, beta) = 可能性を求めます

datatable(p:double, alpha:double, beta:double, comment:string)
[
    0.1, 10.0, 20.0, "Valid input",
    1.5, 10.0, 20.0, "p > 1, yields null",
    0.1, double(-1.0), 20.0, "alpha is < 0, yields NaN"
]
| extend b = beta_inv(p, alpha, beta)

出力

P alpha ベータ comment b
0.1 10 20 有効な入力 0.226415022388749
1.5 10 20 p > 1 (null が生成されます)
0.1 -1 20 alpha < 0 (NaN が生成されます) NaN
  • 累積ベータ配布関数の計算については、「beta-cdf()」を参照してください。
  • 確率ベータ密度関数の計算については、「beta-pdf()」を参照してください。