論理 (二項) 演算子
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure Data Explorer✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
次の論理演算子を使用して、比較と評価を実行できます。
オペレーター名 | 構文 | 意味 |
---|---|---|
平等 | == |
両方のオペランドが null 以外で互いに等しい場合は、true を返します。 それ以外の場合は、false を返します。 |
不等式 | != |
いずれかのオペランドが null の場合、またはオペランドが互いに等しくない場合は、true を返します。 それ以外の場合は、false を返します。 |
論理と | and |
両方のオペランドが true されている場合にのみ、true を返します。 論理 and は、論理 or よりも優先順位が高くなります。 |
論理または | or |
他のオペランドに関係なく、いずれかのオペランドが true されている場合は、true を返します。 |
手記
これらの論理演算子は、ブール演算子と呼ばれることもあります。また、二項演算子とも呼ばれます。 用語は交換可能です。
論理演算子が null 値を使用するしくみ
Null 値は、次の規則に従います。
操作 | 結果 |
---|---|
bool(null) == bool(null) |
false |
bool(null) != bool(null) |
false |
bool(null) and true |
false |
bool(null) or true |
true |
例
平等
次のクエリは、イベントの種類が "Tornado" であるすべての Storm イベントの数を返します。
クエリ を実行する
StormEvents
| where EventType == "Tornado"
| count
出力
数える |
---|
1238 |
不等式
次のクエリは、イベントの種類が "Tornado" ではないすべての Storm イベントの数を返します。
クエリ を実行する
StormEvents
| where EventType != "Tornado"
| count
出力
数える |
---|
57828 |
論理と
次のクエリは、イベントの種類が "Tornado" で状態が "KANSAS" であるすべての Storm イベントの数を返します。
クエリ を実行する
StormEvents
| where EventType == "Tornado" and State == "KANSAS"
| count
出力
数える |
---|
161 |
論理または
次のクエリは、イベントの種類が "Tornado" または "Thunderstorm Wind" であるすべての Storm イベントの数を返します。
クエリ を実行する
StormEvents
| where EventType == "Tornado" or EventType == "Thunderstorm Wind"
| count
出力
数える |
---|
14253 |
Null 値
次のクエリは、null 値が false として扱われることを示しています。
クエリ を実行する
print print=iff(bool(null) and true, true, false)
出力
プリント |
---|
偽 |
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