parse_version()
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
バージョン番号の入力文字列形式を比較できる 10 進数に変換します。
構文
parse_version
(
version)
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
version | string |
✔️ | 解析するバージョン。 |
Note
- version には、1 から 4 つのバージョン 部分を含める必要があります。これは数値として表され、ドット ('.') で区切ります。
- versionの各部分には最大 8 桁の数字を含め、最大値は99999999。
- パーツの数が 4 未満の場合、不足しているすべての部分は末尾と見なされます。 たとえば、
1.0
==1.0.0.0
のようにします。
返品
変換が成功した場合、結果は 10 進数になります。それ以外の場合、結果は null
。
例
バージョン文字列の解析
次のクエリは、解析されたバージョン番号を含むバージョン文字列を示しています。
let dt = datatable(v: string)
[
"0.0.0.5", "0.0.7.0", "0.0.3", "0.2", "0.1.2.0", "1.2.3.4", "1"
];
dt
| extend parsedVersion = parse_version(v)
出力
v | parsedVersion |
---|---|
0.0.0.5 | 5 |
0.0.7.0 | 700,000,000 |
0.0.3 | 300,000,000 |
0.2 | 20,000,000,000,000,000 |
0.1.2.0 | 10,000,000,200,000,000 |
1.2.3.4 | 1,000,000,020,000,000,300,000,004 |
1 | 1,000,000,000,000,000,000,000,000 |
解析されたバージョン文字列を比較する
次のクエリでは、解析されたバージョン文字列を最小バージョン番号 "1.0.0.0" と比較することで、更新プログラムを必要とする機器があるラボを特定します。
let dt = datatable(lab: string, v: string)
[
"Lab A", "0.0.0.5",
"Lab B", "0.0.7.0",
"Lab D","0.0.3",
"Lab C", "0.2",
"Lab G", "0.1.2.0",
"Lab F", "1.2.3.4",
"Lab E", "1",
];
dt
| extend parsed_version = parse_version(v)
| extend needs_update = iff(parsed_version < parse_version("1.0.0.0"), "Yes", "No")
| project lab, v, needs_update
| sort by lab asc , v, needs_update
出力
ラボ | v | needs_update |
---|---|---|
ラボ A | 0.0.0.5 | はい |
ラボ B | 0.0.7.0 | はい |
ラボ C | 0.2 | はい |
ラボ D | 0.0.3 | はい |
ラボ E | 1 | いいえ |
ラボ F | 1.2.3.4 | いいえ |
ラボ G | 0.1.2.0 | はい |