エンドポイント分析のデバイス スコープ
注:
この機能は、Intune アドオンとして使用できます。 詳細については、「Intuneアドオン」を参照してください。
カスタム デバイス スコープでは、スコープ タグを使用してエンドポイント分析レポートをデバイスのサブセットにスライスし、登録されているデバイスの特定のサブセットのスコア、分析情報、推奨事項を確認できます。
カスタム デバイス スコープは、次のエンドポイント分析レポートでサポートされています。
アクセス許可
カスタム デバイス スコープではスコープ タグIntune使用されるため、一部のアクションには他のアクセス許可が必要です。 カスタム デバイス スコープを作成するには、ユーザーが ロール/読み取りロールのアクセス許可 を持っている必要があり、このアクセス許可は次の組み込みロールにあります。
エンドポイント セキュリティー マネージャー
読み取り専用の演算子
ヘルプ デスク オペレーター
Intune の役割の管理者
注:
カスタム デバイス スコープを作成した後は、Endpoint Analytics にアクセスできる他のユーザーが使用できます。
カスタム デバイス スコープの作成と管理
エンドポイント分析の [デバイス スコープの管理] メニューを使用して、カスタム デバイス スコープを 作成および管理できます。
- Intune管理センターの [レポート]、[Endpoint analytics>Startup パフォーマンス] の下にある>、エンドポイント分析内でサポートされているレポート (スタートアップ パフォーマンスなど) に移動します。
- [ デバイス スコープ ] メニューを選択します。
- [ デバイス スコープの管理 ] を選択して、カスタム デバイス スコープを作成および変更できるポップアップを開きます。
カスタム デバイス スコープを作成するには:
- [ デバイス スコープの管理 ] メニューを開きます。
- ドロップダウンから [スコープ] タグを選択し、[保存] を選択 します。
- 新しいカスタム デバイス スコープに [名前] を指定し、[ OK] を選択します。
保存したデバイス スコープの一覧に、新しいカスタム デバイス スコープが表示されます。 既定では、カスタム デバイススコープは オフ 状態です。 カスタム デバイス スコープをアクティブにするには、[ 状態 ] 設定を [オン] に切り替えます。 選択したデバイス スコープのデータ処理が開始されます。
注:
アクティブ化されると、カスタム デバイス スコープの処理に最大 24 時間かかることがあります。 この期間中、まだ処理中のカスタム デバイス スコープは使用できません。 さらに、カスタム デバイス スコープでは、サポートされているレポートを設定するために少なくとも 10 台のデバイスが必要です。それ以外の場合、カスタム スコープを選択しようとすると 、不十分なデータ が表示されることがあります。
カスタム デバイス スコープまたはグローバル管理者を作成したユーザーのみが、カスタム デバイス スコープを削除できます。
カスタム デバイス スコープを削除するには:
- [ デバイス スコープの管理 ] メニューを開きます。
- 削除するカスタム デバイス スコープを見つけて、メニューを選択します。
- [削除] を選択します。
- [はい] を選択して確認します。
重要
カスタム デバイス スコープが、テナントから削除される Scope タグに関連付けられている場合、カスタム デバイス スコープは機能しなくなります。 [ デバイス スコープの管理 ] メニューにエラー メッセージが表示されます。 影響を受けるデバイス スコープを編集して有効な Scope タグを使用するか、削除してエラーをクリアします。
カスタム デバイス スコープの使用
カスタム デバイス スコープは、サポートされているエンドポイント分析レポートで使用できます。 カスタム デバイス スコープを使用するには:
- 使用するデバイス スコープがアクティブであることを確認します。
- エンドポイント分析でサポートされているレポート ( スタートアップ パフォーマンスなど) に移動します。
- ページで [ デバイス スコープ ] メニューを選択します。
- ドロップダウン メニューから、目的のカスタム デバイス スコープを選択します。
- [適用] を選択します。
ページが自動的に更新され、選択したカスタム デバイス スコープによって定義されたデバイスのサブセットに固有のスコア、データ、分析情報が表示されます。 Endpoint Analytics 内を移動すると、選択したデバイス スコープは、サポートされているすべてのレポートとページで選択されたままになります。
すべてのデバイスを表示するには、[ デバイス スコープ ] メニューに移動し、ドロップダウン メニューから [すべてのデバイス ] を選択し、[ 適用] を選択します。
制限事項
最大 100 個のカスタム デバイス スコープを保存でき、一度に最大 20 個をアクティブにすることができます。
カスタム デバイス スコープの作成に使用できるスコープ タグは 1 つだけです。 複数のスコープ タグのデバイスを含むカスタム デバイス スコープを作成するには、新しい Scope タグを作成し、必要なデバイスの完全なセットに割り当てる必要があります。
次の手順
詳細については、次を参照してください: