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MPI_User_function関数

MPI_User_function は、アプリケーション定義関数名のプレースホルダーです。

構文

void MPI_User_function(
       _In_count_   invec,
       _Inout_ void *inoutvec,
  _In_ int          *len,
  _In_ MPI_Datatype *datatype
);

パラメーター

  • invec
    ユーザー関数が結合する要素の配列。

  • inoutvec
    ユーザー関数が結合する要素の配列。

  • len [in]
    invecinoutvec の長さ。

  • datatype [in]
    MPI_Reduce の呼び出しに渡されたデータ型へのハンドル。

Fortran

    SUBROUTINE USER_FUNCTION(INVEC, INOUTVEC, LEN, DATATYPE)
        <type> INVEC(LEN), INOUTVEC(LEN)
        INTEGER LEN, DATATYPE

注釈

ユーザー定義操作は連想操作と見なされます。 commute = true の場合、操作は可換と連想の両方にする必要があります。 commute = false の場合、オペランドの順序は固定され、プロセス 0 から始まる昇順のプロセス ランク順に定義されます。 操作の結合性を利用して、評価の順序を変更できます。 commute = true の場合は、可換性と結合性を利用して、評価の順序を変更できます。

要件

製品

HPC Pack 2012 MS-MPI 再頒布可能パッケージ、HPC Pack 2008 R2 MS-MPI 再頒布可能パッケージ、HPC Pack 2008 MS-MPI 再頒布可能パッケージまたは HPC Pack 2008 クライアント ユーティリティ

ヘッダー

Mpi.h;Mpif.h

ライブラリ

Msmpi.lib

[DLL]

Msmpi.dll

こちらもご覧ください

MPI 集合関数

MPI_Op_create