作業ウィンドウからデバッガーをアタッチする
一部の環境では、既に実行されている Office アドインにデバッガーをアタッチできます。 これは、ステージングまたは運用環境に既に存在するアドインをデバッグする場合に便利です。 まだアドインを開発してテストしている場合は、「 Office アドインのデバッグの概要」を参照してください。
この記事で説明する手法は、次の条件が満たされた場合にのみ使用できます。
- アドインは、Windows 上の Office で実行されています。
- コンピューターは、Edge (Chromium ベース) Webview コントロール WebView2 を使用する Windows と Office のバージョンの組み合わせを使用しています。 使用している Web ビューを特定するには、「 Office アドインで使用されるブラウザーと Webview コントロール」を参照してください。
ヒント
最近のバージョンの Office では、Office が使用している Webview コントロールを識別する 1 つの方法は、使用可能なアドインの パーソナリティ メニュー を使用することです。 (Outlook ではパーソナリティ メニューはサポートされていません)。メニューを開き、[ セキュリティ情報] を選択します。 Windows の [セキュリティ情報] ダイアログで、ランタイムは Microsoft Edge、Microsoft Edge 従来版、またはインターネット エクスプローラーを報告します。 古いバージョンの Office では、ランタイムはダイアログに含まれていません。
デバッガーを起動するには、作業ウィンドウの右上隅を選択して[ パーソナリティ ] メニューをアクティブにします (次の図の赤い円に示すように)。
[ デバッガーのアタッチ] を選択します。 これにより、Microsoft Edge (Chromium ベース) 開発者ツールが起動します。 「Microsoft Edge での開発者ツールを使用したアドインのデバッグ (Chromium ベース)」の説明に従って、ツールを使用します。
関連項目
Office Add-ins