Workbook.BuiltinDocumentProperties プロパティ (Excel)
指定したブックのすべての組み込みドキュメント プロパティを表す DocumentProperties コレクションを返します。 読み取り専用です。
構文
式。BuiltinDocumentProperties
式Workbook オブジェクトを表す変数。
注釈
このプロパティは、すべての組み込みドキュメント プロパティのコレクション全体を返します。 Item メソッドを使用して、プロパティの名前またはコレクション インデックス (数値) を指定して、コレクションの 1 つのメンバー (DocumentProperty オブジェクト) を返します。
インデックス値または名前でドキュメント プロパティを参照してください。 次の表は、有効な組み込みのドキュメント プロパティの名前を示します。
- タイトル
- 件名
- 設定元
- キーワード
- Comments
- テンプレート
- 最後の作成者
- リビジョン番号
- Application Name
- 最終印刷日
- 作成日
- 最終保存時間
- 合計編集時間
- Number of Pages
- 単語数
- 文字数
- セキュリティ
- カテゴリ
- フォーマット
- Manager
- 会社名
- バイト数
- 行数
- 段落の数
- スライドの数
- ノートの数
- 非表示のスライドの数
- マルチメディア クリップの数
- ハイパーリンクベース
- 文字数 (スペースあり)
コンテナー アプリケーションでは、すべての組み込みのドキュメント プロパティに対して値が設定されているわけではありません。 Microsoft Excel で組み込みのドキュメント プロパティの値が定義されていない場合は、そのドキュメント プロパティの Value プロパティを読み取るとエラーが発生します。
Item メソッドは DocumentProperties コレクションの既定のメソッドであるため、次のステートメントは同じです。
BuiltinDocumentProperties.Item(1)
BuiltinDocumentProperties(1)
CustomDocumentProperties プロパティを使用して、カスタム ドキュメント プロパティのコレクションを取得します。
例
次の使用例は、組み込みのドキュメント プロパティの名前のリストをワークシート 1 に作成します。
rw = 1
Worksheets(1).Activate
For Each p In ActiveWorkbook.BuiltinDocumentProperties
Cells(rw, 1).Value = p.Name
rw = rw + 1
Next
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。