SolutionsModule オブジェクト (Outlook)
エクスプローラーのナビゲーション ウィンドウの ソリューション ナビゲーション モジュールを表します。
注釈
ソリューション ナビゲーション モジュールには、個々のアドインの開発者がナビゲーション ウィンドウでユーザーに公開するフォルダーが含まれています。 [ ソリューション] モジュールの下には、各ソリューションの 1 つのルート フォルダーがあり、各ルート フォルダーにはOutlook アイテムを種類別に保存するサブフォルダーを含めることができます。
ソリューションモジュールにプログラムを使用して、ソリューション フォルダーを追加するには、 NavigationModule オブジェクトから派生する SolutionsModule オブジェクトを使用します。
ソリューション モジュールのオブジェクトを取得するには、まず、ナビゲーション ウィンドウにソリューション モジュールが存在するかどうかを判断する必要があります。 プロパティを使用して、 モジュール 、 NavigationPane オブジェクトの NavigationModules コレクションを取得して、 NavigationModules コレクションの GetNavigationModule メソッドで引数 olModuleSolutions を指定します。
呼び出しが成功した場合は、 SolutionsModule オブジェクトのプロパティとそのナビゲーション モジュールのメソッドにアクセスするためとして、返される NavigationModule オブジェクト参照をキャストできます。
ソリューション ルート フォルダーとそのサブフォルダーを追加するには、Folder オブジェクト参照を SolutionsModule オブジェクトの AddSolution メソッドに渡します。 ナビゲーション ウィンドウの [ソリューション] モジュールの既定の位置は '9' です。
ソリューションがソリューション モジュールに追加されていない場合は、ナビゲーション ウィンドウに表示されず、SolutionsModule オブジェクトの Position プロパティまたは Visible プロパティを設定しようとするとエラーが発生します。 また、NavigationPane オブジェクトの CurrentModule プロパティとして SolutionsModule を設定しようとすると、エラーが発生します。
例
ソリューション モジュールにフォルダーを追加するアドインの例については、「MSDN でのOutlook 2010 ソリューション モジュールのプログラミング」の記事を参照してください。 記事のアドインは、 ソリューション モジュールの名前を ソリューション デモとして変更し、予定表、連絡先、タスク フォルダーをサブフォルダーとしてソリューション ルート フォルダーに追加し、各サブフォルダーのカスタム アイコンを設定し、ナビゲーション ウィンドウをカスタマイズして ソリューション デモ モジュールのボタンを移動および拡大します。
メソッド
名前 |
---|
AddSolution |
プロパティ
名前 |
---|
アプリケーション |
クラス |
名前 |
NavigationModuleType |
Parent |
Position |
Session |
Visible |
関連項目
サポートとフィードバック
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