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Document.Compare メソッド (Word)

指定された文書と別の文書を比較して、変更箇所を示す変更履歴を表示します。

構文

expression. Compare( _Name_ , _AuthorName_ , _CompareTarget_ , _DetectFormatChanges_ , _IgnoreAllComparisonWarnings_ , _AddToRecentFiles_ , _RemovePersonalInformation_ , _RemoveDateAndTime_ )

expression 必須です。 Document オブジェクトを表す変数を指定します。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
名前 必須 String 指定された文書の比較対象となる文書の名前を指定します。
AuthorName 省略可能 バリアント型 (Variant) 比較によって変更を加える校閲者の名前を指定します。 この引数を省略すると、変更する文書の作成者の名前が既定値として設定されるか、または作成者の情報がない場合は "比較" という文字列が既定値として設定されます。
CompareTarget 省略可能 バリアント型 (Variant) 比較対象の文書です。 WdCompareTarget 定数をすることができます。
DetectFormatChanges 省略可能 ブール型 (Boolean) 場合は true。 (既定値) の形式の変更の検出を含むように比較します。
IgnoreAllComparisonWarnings 省略可能 バリアント型 (Variant) 問題をユーザーに通知することがなく文書を比較する 場合は true です。 既定値は、 false を指定 します。
AddToRecentFiles 省略可能 バリアント型 (Variant) True は、[ ファイル] メニューの最近使用したファイルの一覧にドキュメントを追加します。
RemovePersonalInformation 省略可能 ブール型 (Boolean) True は、コメント、変更履歴、および取得した Document オブジェクトの [プロパティ] ダイアログ ボックスからすべてのユーザー情報を削除します。 既定値は、 false を指定 します。
RemoveDateAndTime 省略可能 ブール型 (Boolean) True は、取得した Document オブジェクト内の変更履歴から日付と時刻のタイムスタンプ情報を削除します。 既定値は False です。

次の使用例は、現在の文書を Draft フォルダー内の文書 "FirstRev.doc" と比較し、比較結果を新規文書に配置します。

Sub CompareDocument() 
 ActiveDocument.Compare Name:="C:\Draft\FirstRev.doc", _ 
 CompareTarget:=wdCompareTargetNew 
End Sub

関連項目

ドキュメント オブジェクト

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