Selection.MoveDown メソッド (Word)
選択範囲を文書の末尾方向に移動し、移動した単位数を返します。
構文
expression. MoveDown( _Unit_ , _Count_ , _Extend_ )
expression 必須です。 Selection オブジェクトを表す変数を指定します。
パラメーター
| 名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
|---|---|---|---|
| Unit | 省略可能 | WdUnits | 選択範囲を移動する単位を指定します。既定値は wdLine です。 |
| Count | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 選択範囲を移動する単位を指定します。 既定値は 1 です。 |
| Extend | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | WdMove または wdExtend のいずれかを指定できます。 定数 wdMove を指定すると、範囲の選択が解除され、カーソル位置が終了位置から文書の末尾方向に移動します。 wdExtend を使用すると、選択範囲は下に拡張されます。 既定値は wdMove です。 |
例
次の例では、選択範囲を 1 行下に拡張します。
Selection.MoveDown Unit:=wdLine, Count:=1, Extend:=wdExtend
次の例では、選択範囲を 3 段落下に移動します。 移動に成功すると、挿入ポイントに "Company" が挿入されます。
unitsMoved = Selection.MoveDown(Unit:=wdParagraph, _
Count:=3, Extend:=wdMove)
If unitsMoved = 3 Then Selection.Text = "Company"
次の例では、現在の行番号を表示し、選択範囲を解除してカーソルを 3 行下に移動し、カーソル位置の行番号を表示します。
MsgBox "Line " & Selection.Information(wdFirstCharacterLineNumber)
Selection.MoveDown Unit:=wdLine, Count:=3, Extend:=wdMove
MsgBox "Line " & Selection.Information(wdFirstCharacterLineNumber)
関連項目
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