コンテンツ コントロールの種類を変更する
Word 2007 以降のドキュメントで作成できるコンテンツ コントロールは、非常に柔軟です。 ほとんどの場合、コンテンツ コントロールの種類を簡単に切り替えることができます。 たとえば、日付コンテンツ コントロールをテキスト コンテンツ コントロールに変更したり、テキスト コンテンツ コントロールをリッチ テキスト コンテンツ コントロールに変更することができます。 これを行うには、 Type プロパティを使用し、 WdContentControlType 定数に設定します。
注:
コンテンツ コントロールの内容によっては、コンテンツ コントロールの種類を変更できない場合があります。 たとえば、リッチ テキスト コンテンツ コントロールに書式付きテキストが含まれている場合は、コントロールをテキスト形式のコンテンツ コントロールに変更できない可能性があります。 この場合、Word で実行時エラーが発生します。
このサンプルで使用されているオブジェクトは次のとおりです。
次の例では、現在の日付を含む新しい日付コンテンツ コントロールを挿入し、それをテキスト コンテンツ コントロールに変更します。
Sub ChangeTypeOfControl()
Dim objCC As ContentControl
Dim strDate As Date
strDate = Date
Set objCC = Selection.ContentControls.Add(wdContentControlDate)
objCC.Range.Text = strDate
objCC.Type = wdContentControlText
End Sub
次の例では、ドロップダウン リスト コンテンツ コントロールを挿入し、それをリッチ テキスト コンテンツ コントロールに変更します。
Sub ChangeContentControlType()
Dim objCC As ContentControl
Set objCC = ActiveDocument.ContentControls.Add(Type:=wdContentControlDropdownList)
objCC.SetPlaceholderText Text:="My Favorite Animal"
'List entries
objCC.DropdownListEntries.Add "Cat"
objCC.DropdownListEntries.Add "Dog"
objCC.DropdownListEntries.Add "Horse"
objCC.DropdownListEntries.Add "Monkey"
objCC.DropdownListEntries.Add "Snake"
objCC.DropdownListEntries.Add "Other"
Stop
' Switch to view the new content control in the active document.
' Notice that the content control is a drop-down list.
objCC.Type = wdContentControlRichText
' After running the above code, the content control is no longer
' a drop-down; it is a text content control. Only the placeholder
' text remains; Word removes the items in the list.
End Sub
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